電気代対策、面倒だからってほったらかしていませんか?
このところ記録的な暑さになっていますね、日本列島だけではなく世界各地で異常気象? と思われるような高温になっているところが少なくありません。
前年に比べ電気代は高くなっている? 安くなった? というアンケートの回答がありました。
1か月の電気代は?
戸建て
最も高かった月 最も低かった月
1万4340円 7693円
集合住宅
1万2515円 6187円
前年に比べ電気代は?
アップした 117人
ダウンした 83人
電力会社を切り替えた?
はい 79人 いいえ 119人
※2019年5月24日~5月28日、「リビングタウン誌」Web上でのアンケート結果
有効回答数200
電力自由化から3年になるんですね。今年は消費税も上がる予定だし、いよいよ暮らしにくくなってきますよね。
電気代を何とか安く乗り切るために、知っておきたいことについて調べて見ました。暑さ対策も一緒に考えてみませんか?
2017年の調査結果では、総務省統計局「家計調査報」によると、2人以上の世帯では月の電気代平均は1万312円になるそうで、わが家はそれより上回るかも・・、と少し慌てた記憶があります。
まあ、平均ですし、日本は四季の国です。季節ごとに電気代も上がったり下がったりしますよね。
エアコンに関しては以前にも書きました。
電気代って夏と冬ではどれくらい違うのかな?
ちなみに、その調査の最低額は6月の8233円、最高が2月の1万2674円だったそうです。
ここ3、4年の猛暑の影響で8月の電気代は半端ではないと思うのですが、意外に安いと感じました。
夏の電力は午後1時から4時頃にピークをむかえるといわれていますね。確かに1日の中で1番暑い時間帯です。加えて夏のイベント(?)高校野球なんぞが始まるとそれはもっと大きな数字になってしまいますよね。
私も土日、高校野球が放映されていたら、テレビをつけっぱなしでいるんですね。良くないな、と思いながらも。
そのピーク時、14時ごろの電力使用比も見てみました。
エアコン58%
冷蔵庫17%
テレビ5%
照明6%
パソコン0.4%
温水便座0.6%
待機電力3%
その他10%
(資源エネルギー庁、省エネ「性能カタログ」2015年夏版)
テレビはあまり気にすることはないのかな(笑)。待機電力は気にした方がいいのですね。積重ですから。
エアコンって、設定温度と室内温度の差が大きい時に、より多くの電力を使うんだそうです。
例えば、夏30℃の室温で設定温度が27℃の場合は、その差は3℃。
冬は、6℃の室温で設定温度が20℃の場合、その差は14℃と差が大きい。電気代が高くなる傾向にあるのですね。うちの場合は冬場ほとんどエアコンは使いません。
ガスストーブが頑張っています。それでもガス代は電気代を超えることはありませんでした。
これはちょっと余談でしたが。
一般的に、エアコン以外の暖房器具を併用したりすると、夏ほど高くはならないのですね。
上手にエアコンを使ってみよう
購入した機器が推奨している適切な広さに対応したエアコンを使うことが大事なんですね。
例えば、10畳もある広いリビングと、5畳ほどの勉強部屋をつなげて使用する場合、リビングと勉強部屋それぞれの部屋でエアコンを動かした場合、リビングのエアコンのみを稼働させるより使用電力を抑えられるのだそうです。1台だけを使ってエアコンを稼働させようとすると、そのエアコンは常時フル稼働をすることになり、電力を使いすぎてしまいます。
つまり、2台を適切な広さの機器で使用する方が電力を抑えられるわけです。
では、つけっぱなしと、もったいないから小まめに切るという使用方法は、夏も冬も短い時間であればつけっぱなしの方がいいといわれています。短い時間とは大体30分ぐらいですね。
これはダイキンさんが実験して発表しました。
機器の性能自体や、部屋の機密性、その日の気温などによるものの、短時間の外出ならあまり影響がないから神経質にならずに、気にしない方がいいのですね。
いわれている扇風機との併用ですが、早く部屋を涼しくするための効果はありますが、結局扇風機をそのまま回し続けると当然その分電気代がかかってきます。
お部屋が適切な温度になったら、一旦扇風機を止めるなどしてみてはいかがでしょう?
電気代を意識しすぎて失敗したことや成功したこと
一頃ベランダ菜園に凝ったことがあるのですが、夏はグリーンカーテンをやってみようと思っていたのですが、ゴーヤを植えて確かに素敵なグリーンカーテンが出来上がりましたが、ゴーヤって思いがけなくすくすくと育って、風通しが悪くなり、部屋も薄暗い感じになってしまいました。おかげで家族には不評でした。今年はどうしよう?・・。ただ、植えたのはゴーヤですから、お料理に使えて便利でした!
もったいないからと1人でいるときにはエアコンをつけずにいたら、熱中症になりかけたことがあります。気分が悪くなり、ハッとしてすぐに対応して事なきを得ました。(恥)
土日など、家にいる時間が長い時は図書館へ涼みに行く、ということもやりましたね (笑)。
読みたいと思っていた本を持っていそいそ出かけました。あるいは図書館で読みたい本を探して読んでいました。ほんの2、3時間でも違いましたね。
食事の仕度など、汗をかくときは保冷剤をタオルなどに包んで首に巻いていたりしました。結構涼感があって真夏の暑いキッチンで活躍してくれました。今年も健在です!
働いていますから、帰宅後に掃除や洗濯をします。電気代は夜安くなるプランですので、暑い日中に高い電気代を使って掃除する必要もないな、と思っています。
電気代単価の高くなる平日の日中はほとんど留守なので、電気代はかからないようになっています。
夜は安くなるというプランは成功のうちに入りますよね。
まとめ
電力自由化によって、参入している電力会社が工夫を凝らしたサービスをしています。
会社を比較して最も有利なところを選んだり、面倒くさいから今のままでいいという方も、それはそれでいいかと思います。そういう方はきっといろいろ、他に工夫をされているのでしょうね。
いずれにしても、日本はどんどん亜熱帯地域になっていきそうで、それが怖いですよね。
熱中症には十分気をつけてくださいね。実は、家の中で熱中症にかかるのが1番多いと、テレビは報じていました。
関連記事はこちら↓