「もしもの時に役立つノート」というエンディングノートのような感じのものがKOKUYOさんから出ています。
楽天やAmazonでも販売されています。
表紙には「LIVIG & ENDING」とあり、サブタイトルには「今日から役立つ!」 気になることから少しずつ。今日から書けるエンディングノート。まだ早い! という人にも役に立つかもしれません。
エンディングノートを兼ねているようなものです。人はいつどうなるか分かりませんもの。
家族から聞いてその気になってしまいました。
何より自分にもしものことがあった時、私しか知らないことも出てくるだろうと思います。
時間のない時に家族があちこち探しまわることになるのは家族にとっても迷惑な話ですよね。
それでエンディングノートを調べて見ました。
エンディングノートの書き方は?
私が手にしたこのノートはB5判、64ページあります。厚みは約5mmです。
あくまでエンディングノートは遺言書ではありません。従って法的効力はありませんよ。
若いうちから(といってもそんなに若いうちからでなくてもいいと思いますが)、自分を振り返ってみることも悪いことではないと思うので。
このノートは、はじめにという項目のところに事例1~3までを漫画で説明しています。
そして書き方のコツとヒントが続きます。
そこから、「もしもの時」、ですからまずは、自分自身の基本的な情報ですね。
名前、住所、本籍、電話番号、ファックス番号、携帯電話番号、勤務先の名称、所属、所在地、電話番号、ファックス番号が表形式で記入できるようになっています。
一生同じところに住むのなら一度きりですが、何度でも書き直しができるとも書いてあります。
隣のページに住所と電話番号の記録という項目があります。引っ越した場合のためですね。
次に来るのが預貯金についての項目です。
表形式になっています。預貯金(1)~(9)まで記入できます。
そんな感じで、口座引き落としについて、有価証券・その他の金融資産について、不動産についてという項目がページごとに続いていきます。
その他の資産についてに続いて、借入金・ローンについてという項目があります。この借入金・ローンについては正直に書きだしておいた方がいいですね。何かあった時に家族が知らないでいると、面倒くさいことになってしまいます。
クレジットカード・電子マネーについての項目が別立てて次ページに続いています。
これもキチンと記入するようにしておいた方がいいです。
保険について、怪我とか急病などの場合には、家族にとっては大事なものになってきますよね。
年金について、これはまだ先のことですね。
ザッと最初のページから重要度の順にページ立てができているようです。
ただ、これは書けるところからゆっくり書いていけばいいのです。
携帯・パソコンについて、WebサイトのIDについて、宝物・コレクションについて、ペットについて、生活のことについてと続いています。
書きだしたら1つ1つ手が止まってしまうかもしれない、と思いながらザッと見ています。
家族一覧などはいいのですが、親族一覧になると困ってしまいますね。
そして一番え? と思ったのは家系図のような親族表です。
これは親でも分からないことでしょうね。以前叔母から連絡があり、家系図を作りたいからちょっと教えて頂戴という電話を貰いました。
叔母の突っ込んだ質問にあまり答えることができず、困ってしまいました。
覚えていることは書けるのですが、あまり覚えていない冠婚葬祭や親族の命日など、うっかりしていたなぁ、と反省しきりです。
けれども、これがエンディングノートを書き始めたということなのだろうと思って、ゆっくり時間をかけて書いていけばいいのでは? と自分で気持ちを収めています。
ちなみに後日、忘れたころに件の叔母から家系図なるものが送られて来ました。大作です!!
それは私から見て、高祖父母から始まっていました。本当に驚きました。○○衛門という名前があったのです!
友人・知人一覧、その他の連絡先一覧、そして健康管理について、告知・延命処置について、介護について、葬儀について、お墓について、葬儀・お墓メモと続いています。
そして遺言書についてがあり、相続メモになっています。
相続と遺言書の基礎知識なる親切な解説のページもあります。
写真と各種データについてという項目があり、CDや写真を保管するケースが一緒についていました。
最後に、大切な人へのメッセージという項目があります。
慌てて記入してしまう内容でもないので、やはり時間をかけて書いていくしかありませんね。
エンディングノートは無料でダウンロードもできます!
ネットで「エンディングノート」と検索すると「PDF無料」が出てきました。
そこを見てみると、WordとPDFがダウンロードできて、そのままパソコンで入力できる形式になっています。
これなら、文字どおり何度でも書き直しができますね。
表紙がきれいでそのあと、自分史なる項目が続いています。しかも無料・・。
目次があるのです。私についてから始まり、最後はまとめ、メッセージに続いています。
もちろんこれは、この目次通りに書かなくてもいいとは思います。
が、改めて読んでみると、人一人の人生って長くて、重いものなんですね。
まとめ
何だか重い荷物を背負ったような気がしてきました。
このダウンロードしたWordの中にも家系図なるものがありました。
残される家族に迷惑をかけないようにしておこう、ということで始めようと思いましたが、時々取り出して、書けるものは書いておいて後は、その時にならないと分からない、という結論に至りました。
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