子育てと仕事の両立で疲れはてて、ちょっと辛いな、もう辞めたいなあと思っているママに向けて書いています。
専業主婦になって子育てに専念するという選択肢のほかにも、働き方を変えるという選択肢も検討してみませんか?
子育てと仕事の両立が辛いと感じた時に検討したい働き方について書いていきたいと思います。
子育てと仕事を両立するために…「時短勤務」という選択肢!
まずは、「時短勤務」ですね。
私の場合、だいたい1年間くらい時短制度を使わずにフルタイムで働いていた時期がありました。仕事が終わってから猛ダッシュで保育園にお迎えに行き、猛ダッシュで家に帰って夕食を作って食べる…という毎日を過ごしていました。
毎日必死の形相です。気づけば常に猛ダッシュです。そして、息切れしながらたどりついた保育園では子供がポツリ…(お迎えはだいたい最後でした。)
「ああごめんね…」と思いながら家に帰れば夕食の準備やほかの家事に追われて、子供と遊ぶ時間もなく就寝時間が来てしまいます。
「このままではよくないなぁ」「働き方を変えた方がいいかな」と思いながら毎日を過ごしていました。
そこで、第二子の妊娠をきっかけに、「時短勤務」に切り替えてみました。切り替えて感じたメリットとデメリットを整理してみます。
【メリット】
- 保育園のお迎えの時間が早くなって子供が嬉しそうなこと
- 夕食作りや入浴を余裕をもって行えること
- 子供と遊んだり、今日あったことを聞いたりする時間が持てるようになったこと
- 帰りの電車が空いているので、本を読んだり音楽を聴いたりと通勤中に自分の時間が持てること
【デメリット】
- 収入が減ったこと
- 単純に時間が足りなくて、仕事が終わらないこと
- 自分のいない時間に問い合わせなどがあると、周りの人に迷惑をかけてしまうこと
いまのところ感じているメリットとデメリットは上記のような感じです。
やはり収入と引き換えに余裕を得ているといった感覚ですね。
もしも、時間に余裕がなくて心身ともに辛いという方は、一度「時短勤務」という選択肢はどうか検討してみてください。
子育てと仕事を両立するために…「在宅勤務」という選択肢!
2つ目は「在宅勤務」です。リモートで仕事ができる環境を自宅に作り、勤務時間と同じように自宅で業務につきます。
以前在宅勤務でも働いてみたことがありますので、その時に感じたメリット・デメリットを書いていきます。
【メリット】
- 通勤時間がないこと
- 身だしなみを気にしなくてもよいこと
- 昼食を自宅でとることができること
- 好きなだけ独り言が言えること
【デメリット】
- 家にいるのでオンとオフの切り替えがしにくいこと
- 自宅に仕事のスペースを作らなくてはならないこと
- 環境を整えることが難しければ作業スピードが落ちること
- 職場の人の顔を見て話せないので、コミュニケーションをとるのに苦労すること
以上のような感じですね。
リモート環境を整えて、自分を律することができれば、在宅勤務は素晴らしい働き方だと思います。あとはきわめて個人的な意見ですが、ひとりでぶつぶつと独り言をいいながら仕事をすると、驚くくらいはかどります。話すことで考えが整理されるのでしょうか…。
「在宅勤務」という働き方は、通勤時間や化粧をする時間が省ける分、時間の余裕ができますので、子育て中のいそがしいママにはありがたいですよね。
子育てと仕事を両立するために…「転職」という選択肢!
ここまで、「時短勤務」と「在宅勤務」について書いてきましたが、「そもそもうちの会社にはそんな制度ないんだけど!」とか「そんなことしたら周りになんて思われるか・・・」と思っている方もいることでしょう。(短時間勤務制度という法律があります)
そういう場合には、会社に働きかけてフレキシブルな働き方を導入してもらうという方法もありますし、「転職」について考えてみるというのもありです。
子育て中のママが働きやすい環境作りに熱心に取り組んでいる会社や、子育て中の社員が多い会社もあります。やはりそういった環境であれば、子育てと仕事の両立もしやすくなりますし、「辛い」と感じることも減るのではないかと思います。
ほかにも、職種を変えてみるという方法もあります。たとえばいまは残業が多い職種であれば、定時にきっちり上がれるような職種に変えてみるだとか、外回りが体力的にきついということであれば、内勤に変えてみるだとか…そのような職種変更です。
まとめ
働き方や会社を変えたり、職種を変えたりすることは本当に容易なことではありません。
短時間勤務といっても、それ自体は法律として企業はやらなければならない義務があるのですが、実際にそれを実施できる企業はそれほど多くはないのではないかと思いますし、ならば、転職を、と考えても簡単には転職などできないでしょう。決まるまでにはそれなりに時間がかかりますよね。
それでも、将来のこと、家族のこと、自分のことを考えて、いろいろな選択肢を検討してみるのも良いのではないかと思います。