梅の実のレシピ 梅酒 梅シロップ 梅のジャム 作ってみました!!

梅酒作り

買った梅酒しか知らないなんて、もったいな~い。あの美味しさは買ったのとは全く違うんですよ。

梅の時期がくると、八百屋さんでもスーパーでも手に入ります。我が家はシーズン前にお願いしておくんですよ。

梅の旬は6月から7月が旬になります。おススメは南高梅です。皮が薄くて酸味が少ない梅です。フルーティな香りがたまりません。

梅酒の作り方は案外簡単です!

青梅は常温だと2、3日で熟してしまうので、手に入れたらすぐに漬けないと、ですね。

青梅を使った梅酒の作り方をご紹介します。

6月の上旬~中旬に収穫したての青梅で作ります。

南高梅ならではフルーティな風味、香りを梅酒で存分に楽しめます。青梅は常温で置いておくと、2、3日で熟してしまいます。

青梅が届いたらすぐに漬けることをおすすめします。

蓋つきで密閉できる5リットル瓶を用意します。

青梅1キロに対し氷砂糖は800グラムから1キロ用意します。
氷砂糖は砂糖に比べて純度が高く、溶けるのに時間がかかるのです。梅の成分が抽出されてくる速度とほぼ同じくらいで、バランスがいいのです。

ホワイトリカー1.8リットル。特に一般の果樹酒用でいいんですよ。

竹串か爪楊枝数本用意します。梅酒を漬けるホワイトリカーは35度のものを用意します。アルコール度数が強い方が傷みにくいのです。

お酒の種類はブランデーやウィスキー、日本酒でもいいですよ。

砂糖は氷砂糖を使いますが、黒糖を使ったり、蜂蜜で漬ける方もいます。いろいろ試してお好みの味を見つけるのも楽しみのうちですよね。ただ、黒糖は甘みを抑えて造られていますから、あまり甘くならないという声もあるにはあります。

瓶を熱湯消毒します。熱湯を底に溜まるくらい入れたら瓶を傾けて回します。念のため、もう1回同じように隅々まで熱湯を回します。くれぐれもお湯のはずみで火傷しないように慎重にしてくださいね。

清潔な布で拭いたら日光に当てて完全に乾燥させます。この時、瓶の口は下向きです。

梅を流水で水洗いします。ボールに水を溜めて、流しながら洗います。一粒づつ手で丁寧に洗って下さい。

洗ったらあく抜きをします。梅の実の状態によってですが、青くかたい実であれば水に漬けて1時間から2時間ほどを目安にしてください。梅の実が水の底に沈むくらいの水量です。きちんとあく抜きをしないと味に渋みが出る時があります。

すでに熟している実であればあく抜きは不要です。

梅のヘタを取り除きます。梅は金属を嫌いますから、ヘタを取るのは竹串がいいですね。我が家では爪楊枝でやっていますが竹串の方が楽かも。

ヘタはゴミのように浮かぶので、残さず取ります。エグミも残らなくなります。

青梅を瓶の底に敷き詰め、氷砂糖を梅の上に入れます。続けてまた梅を敷き詰める、氷砂糖を入れる。これを交互に丁寧に並べていきます。

ホワイトリカーを全て注ぎます。
冷暗所に保存して、半年以上は寝かせてくださいね。青梅は中毒を起こしますから、必ず半年以上寝かせてから試飲しましょうね。

梅シロップを作ってみよう!

梅シロップ

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梅は我が家では南高梅の青梅を使います。梅酒は氷砂糖を使いましたが、シロップはグラニュー糖を使います。

梅1キロに対してグラニュー糖1キロです。洗ってヘタを取る手順は梅酒と同じです。氷砂糖や他の砂糖でもできますよ。

南高梅を使って作りますが、基本、南高梅ならあく抜きはしなくていいのですが、青くかたい実であればします。お水に漬けて2時間~4時間ほどかけてください。

熟してしまった実の場合は却ってあく抜きはしない方がいいんです。

その後は、梅酒と同様に丁寧に一粒ずつ手で洗います。
洗い終わったら、またまた丁寧に水気を完全に拭き取ってください。

ヘタを取るのも梅酒と同様の要領です。

梅シロップは先に梅を瓶の底に敷き詰め、砂糖→梅→砂糖→梅と入れて行き、1番上が必ず砂糖です。

完全に梅にかぶるようにいれたら、あとは砂糖が溶けるのを待つだけです。

ですが、砂糖が溶けてくるまでは1日に何度か瓶を動かして砂糖が溶けるようにします。絶えず、梅にシロップがかかるようにしてください。

泡立ってきたらそれは発酵です。少しぐらいならそのまま、泡がたくさんになったら、シロップだけ取り出して、鍋に移して弱火にかけて10分ほど、あくをとります。梅を漬けて数日だったら、完全に冷ましてから瓶に戻しておきます。漬けて10日以上のものの場合は完成です。

冷暗所で10日間ほど寝かせてください。砂糖が完全に溶けたら完成です。

完成した梅シロップをガーゼでこします。続いて弱火で煮ます。大体15分程度ですが、煮立たせないでくださいね。もし、砂糖が残っていたら、そこで完全に溶けます。

さあ、美味しいシロップの出来上がりです。

梅ジャムの作り方

種を外して果肉を取り出します。砂糖の分量は果肉の半分の量でちょうどいいくらいになります。

種を外すのが面倒くさかったらパンに塗るときに外してもいいですよ。

鍋はホーローか土鍋がいいです。梅は酸が強いので、アルミの鍋は使わない方がいいですね。

鍋に梅を入れたら梅がかぶるくらいの水を入れます。あとは砂糖を入れてコトコトとろみが出るまで煮るだけです。冷めたら瓶に入れて保存します。

種はここで木ベラで潰しながら煮て取り出す方もいます。火傷が怖いので私はやめておきます。

梅ジャムはちょっと緩めの状態で火から下ろしてくださいね。冷めると固くなります。

※煮る前に種を取り除き、裏ごししたりミキサーにかけると滑らかな梅ジャムになるそうですね。実は手抜き自慢の私は、やったことがないんです(笑)。今度やってみますね。一応参考までに。

まとめ

梅酒も梅シロップも作り方はほぼ同じです。美味しくするコツがあります。雑菌が入らないように、瓶や道具の熱湯消毒は必ず実やりましょう。

梅は熟す前に漬けること。
梅のヘタは1つ残らず取ること。たったそれだけですよ。
熱湯消毒は、ぬるめのお湯で一度瓶を温めてから、熱湯を注いでくださいね。

梅シロップは濃い味にするには、梅の実をフォークでキズつけておくと濃厚になります。

我が家では時間をかけてエキスを出しています。

梅シロップをつけた後の梅もジャムとして使えますよ。

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