ジャガイモって1年中出てますよね? 旬ってありますか?

ジャガイモ

ジャガイモが好きで、お味噌汁にいれる食べ方が1番好きなんですね。

ほくほくした食感とお味噌がよく合う! と手前味噌ですが、ジャガイモと油揚げが入っているともう食欲をそそります。私にはそれがおかずになります。

今、お味噌汁もおかずの1つといわれていますが、たしかにジャガイモが入っていると結構お腹も膨らみます。が、そんな意味ではないのかもしれませんね。(恥)

瀬尾幸子さんの書かれた「みそ汁はおかずです」(学研)という本が出ていますが、残念ながらまだ読んでいません。ぜひ読みたいと思っています。

料理研究家の土井善晴さんがご飯と味噌汁と漬け物があれば立派に食事です、とおっしゃっていたのを聞いたことがありますが、その時は「ふーん」と思っていたのです。

たしか、「おかずのクッキング」だったと思うのですが。記憶違いだったらごめんなさい。

ジャガイモの旬が知りたい!

ジャガイモに限らず、食べ物には旬がありますよね。

ちなみにジャガイモには新ジャガイモといわれるものがあります。ちょうど今頃の時期ですね。

スーパーに行くと新ジャガ!! と書かれたポップが目に入ります。

北海道では春に植えて、秋に収穫します。そして、7月頃に収穫したジャガイモを新ジャガと呼んでいるようですよ。

九州などの温暖地域では、冬季にジャガイモを植えて、普通に秋に収穫します。それよりも早く収穫してしまうジャガイモがあります。皮が薄く、柔らかいところが特徴の新ジャガです。

収穫時期の初期に出してしまうから「新」がつくらしいのです。3月頃から6月頃まで出回わります。

また、鹿児島や長崎では年2回の収穫があります。冬に植えられたものが春、そして夏も終わりに近い頃植えられたものを冬、収穫します。

この、冬に植えたものを春に収穫して出てくる新ジャガイモはビタミンCが普通のジャガイモより豊富だということをご存知でしたか?

みかんと遜色ない含有量だったんです。

ちなみに、食品成分データベースによると、ビタミンC含有量は、レモン、みかん、ジャガイモと比べてみると、100g中のビタミンCは、レモン100mg、みかん32mg、ジャガイモは28mgだそうで、ジャガイモはみかんとあまり違わないのですね。

けれど、レモン100gを食べるのってちょっと厳しいですよね。

なので、新ジャガ、おいしい今の季節だからこそ、食べる価値があるのですね。

そして、ジャガイモといえば北海道を思い浮かべる方も多いと思いますが、新ジャガイモは殆んどが九州産なんです。北海道、鹿児島県、長崎県と、その収穫順位も2県が九州です。

寒い地方と暖かい地方では、新ジャガイモとよぶ時期も半年程違うんですね。

ジャガイモは1年中あるので旬はないと勝手に思い込んでいました。

いつでもある、と思っていたのですが、そう言えばなんで新ジャガイモ、新ジャガっていうのだろう?
不思議に思った次第です。どこかから「えーっ、今ごろ!?」と叱られそうですね。汗)

前出しましたが、新ジャガイモはビタミンCが豊富です。デンプンに守られていて、加熱しても壊れてしまうことが少ないのですね。だからいろいろなお料理に使えます。

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また、ビタミンCは水に溶け出してしまうので、ジャガイモを茹でた水分も一緒に摂れるレシピが理想です。例えばカレーやビーフシチュー、味噌汁など。

そして、新ジャガイモは産地の方たちは皮を剥かない、そのまま食べるといいます。

ジャガイモのビタミンCは血管を守ってくれる?

ビーフシチュー

お医者さんのお話では、ジャガイモのビタミンCは血管を守ってくれる働きがあるそうです。

ストレスなどを抱えていたら、血管を傷つける活性酸素が発生してきます。けれど、ジャガイモのビタミンCがその活性酸素を撃退してくれるのです。

活性酸素が貯まると脳卒中などというリスクが増してきますが、そういう活性酸素を撃退してくれるのがジャガイモのビタミンCなんですね。ビタミンCは他にもいろいろな働きをしてくれますが、健康長寿を伸ばす上ではビタミンCは不可欠な栄養素なんですね。

ジャガイモでたっぷり摂れるビタミンCは血管を守ってくれる働きが期待されます。

前出した、ジャガイモにはデンプンがつまっています。ビタミンCはそのデンプンに守られて、加熱しても壊れにくいのです。

長崎県のあるお宅では、ベーコンと新ジャガ、ほうれん草のソテーを好んで食べておられるそうです。

ベーコンと新ジャガ、ほうれん草と聞けば、なるほど、と誰でも作ってみようと思いますよね。

味が想像出来ます! 美味しいはずです。

ジャガイモの効果効能

ジャガイモはいろいろな料理に使えるので重宝しますよね。

新ジャガの生産高全国3位の長崎県では、まず前出したように皮ごと調理して、ビタミンCを効率よく摂ります。

東京家政学院大学の林一也教授のお話では、ジャガイモの皮のそばには新ジャガの時期には、普通のジャガイモより2倍近くビタミンCが含まれています。50mg~100mgくらいあるそうですよ。

ちなみに新ジャガとは、採れたてをすぐ出荷する時のジャガイモのことだそうで、収穫したてはビタミンCも多いのです。

その摂り方で1番いいのは、ジャガバターで食べることです。バターの脂質と相まって栄養素のバランスがアップします。
その他、調理方法は電子レンジが1番、2番目は蒸すことです。
鍋で調理して、ビタミンCが溶け出したゆで汁もそのまま食べられる料理もいいんですね。

そして、最新研究で分かったことがありました。昨年発表された説(東京工科大学とカルビー㈱の共同研究)ですが、ジャガイモは皮ごと食べると、肌に良いコラーゲンがとれるそうです。

コラーゲンを作る遺伝子情報のスイッチを入れる働きをしているのではないかということです。これは栄養学的に見ても良いことではないでしょうか。

よくジャガイモは太る、といわれていますが、実はジャガイモ100gはご飯100gの半分のカロリーしかありません。満腹感も得やすいし、ダイエットにはいいですよね。

まとめ

これからは、少し遅いかもしれないけど(笑)、食べ物の旬というのを意識して献立を考えて行こうと思います。

クックパッドには材料を入力すると、いろいろな方たちの美味しいレシピがたくさん出てきます。そして時期によって、旬の材料を使ったレシピも豊富です。

クックパッドさんには何度助けていただいたことか(笑)。

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