生のいくらの解凍後の賞味期限は5日ほどです。
家庭用冷蔵庫は開け閉めが激しいので、そのたびに温度が変化します。
いくらは冷凍しておいても劣化は進みますよね。
いくらに限らず野菜も肉も、特に魚は冷凍も解凍も家庭用の冷蔵庫では味が落ちてしまいます。
それでも三ヶ月くらいなら冷凍保存はできますよ。
いくらは通販などで、秋口の旬の時期にたくさん買っちゃうのがお得ですね。
いくらなどの魚卵は冷凍が難しいって聞いたことがあって、ためらっていたのですが、やってみたらそうでもありませんでした。
普通に冷凍保存ができる食材なんです。
ただ、少しずつ風味も味も落ちます。
家庭でできる何か良い方法はないでしょうか。
調べてみたら意外にいけるかも。
いくら解凍後の賞味期限と日持ちさせるコツ!
いくらを冷凍する場合は醤油漬けが浮かびます。
通販で買ったいくらの醤油漬けは、いったん半解凍してから小分けにします。
コツはラップをきっちり二重に巻くことくらいです。
金属トレーに載せて冷凍すれば、冷凍が早く進むのでいいですよ。
つまり、ワンランクアップの冷凍方法は、醤油漬けか、塩漬けのいくらを冷凍します。
キッチリラップで包み、金属トレーでできるだけ早く冷凍するってことなんです。
そして解凍したいくらは冷蔵庫に保存すれば、生のいくらでも4、5日は持ちます。
よりおいしく食べるなら、早く食べきるのに越したことはありませんね。
冷凍の時に1日2日で食べられるくらいに小分けしましょう。
冷凍後の解凍は室温で2、3時間、冷蔵庫で4、5時間かけて戻します。
急ぐときにはラップの上からビニール袋をかぶせて、しっかり口を閉じます。
ボウルに水を張り、水を細く出して、チョロチョロの流水で解凍します。
量にもよりますが、30分ほどで解凍できちゃいます。
いくらは解凍したあとに再冷凍できますよ。
と言っても、完全に解凍したいくらは再冷凍できません。
いえ、できるんですが、味が落ちてしまいますよ。
いくらは半解凍状態なら、またラップで二重に包んで冷凍します。
ちなみに醤油漬けしたいくらなら解凍してから10日くらいは美味しく食べられますから、慌てて再冷凍しなくても大丈夫です。
生のいくらよりも日持ちがします。
再冷凍した醤油漬けのいくらは10日間は大丈夫といいましたが、やっぱりおいしく食べるなら、一週間以内には食べきるようにしましょう。
いくらが傷んでいるかどうかの見分け方です。
いくらに白い斑点が出てしまっていたら悪くなっていますから食べるのはやめましょう。
またいくらには、アニサキス (半透明な白色、2~3㎝くらいの大きさ) や、ニベリニア (乳白色、5㎜ほどの大きさで人には寄生しない) などの寄生虫がいる可能性がありますから、必ずチェックして下さいね。
糸を引くようなネバネバも傷んでいます。臭いが出たらアウトですよ。
生ものは、これくらいなら大丈夫と思わないでくださいね、なんだか怪しいなってときの選択肢は、迷わず処分ですよ。
塩漬けや醤油漬けなら、ニベリニアは死んでしまいますから問題ありません。
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まとめ
いくらの料理ってちょっと思い浮かびませんが、いくらは脇役で活躍しています。
定番のいくらのおろしあえは、白い大根おろしが華やかになりますよね。
いくらのおにぎりは、塩味がぐっとひき立ちます。
いくらのクリームパスタも濃厚な味をすっきりさせてくれます。
いくら、なかなかの活躍です。
サケといくらのお茶漬けは大好物ですが、シソが少し入るとなおおいしくなりますよね。
いくら丼は大量のいくらが必要なので、うちでは旬のいくらがお取り寄せで届いた日にしか食べませんけど。
一年に一度の贅沢なんですよ。
ところで、少しだけ余ったいくらはどうしていますか?
うちは、鍋に入れちゃいます。また煮物に使うこともあります。
スーパーのポテトサラダにいくらが入っていたので最近真似しています。
小さなつぶつぶですから、使い勝手はいいですよね。
秋が旬のいくら、秋しか獲れないんですよ。
一年中売られていますが、秋以外のいくらは冷凍品です。
いまは冷凍技術が進んでいて、見分けがつかないですよね。
スーパーで売られているいくらは新鮮そのものです。
でもパックを見れば解凍品って記入がありますよ。
秋にいくらを買って、小分けしておけば、鮮度がいいので日持ちがします。
筋子といくらはどちらがお好きですか?
筋子は塩が入ったぬるま湯に入れて、ほぐしていきます。
薄皮はできるだけきれいに丁寧に取ってください。
仕上がりのきれいないくらになります。
筋子の状態だと、知っている限りでは、おにぎりや巻き寿司の具材くらいしか思い浮かばないのはなぜでしょうね。