母の日のプレゼントは花以外のものが喜ばれるのかも!?

母への贈り物

5月、あっという間に母の日がきますね。
2019年の母の日は5月12日です。

ゴールデンウィークには何かとお世話になったこともあり、
母と義母に何かプレゼントを、と考えているのですが、
定番のお花は止めることにしました。

鉢植えのカーネーションや花束は、どうやら二人とも、
心底喜んではいない(?)ように見えたのです(笑)。

後始末が面倒、というのがあるみたいですよ。

それで、何か普段重宝に使えるキッチン用品とか、
もしかしたら、例えばエプロンのようなものが喜ばれるかも、
と思ってしまいました。

お花以外の例えば、
エプロンorキッチン用品?

お花は添える程度の可愛らしいブリザードフラワーとかにして、
実母にはいつでも率直に聞けるので、聞いてみました。

けれど、母は決って、
「何も要らないよ、そんなことに気を遣わないで」
と言うのです。

義母もそうなのですが、何やら少しずつ、
身の回りの片付けをしているようなんです。

だから、気持ちに反する「もの」などはもう、
何も要らないのかもしれません。

花はいつかは枯れますし、
鉢植えもまめに世話をしてやらなくてはならないし、
案外そんなことが面倒なのかもしれませんね。

お花好きの方はたくさんいらっしゃるし、
何より庭いじりが好き、という方もいらっしゃいます。

そういう方ならきっと喜んでくれるでしょうね。

けれど、母も義母も何やら先に「面倒」というのがあるようです。
これも年を重ねてきたせいなのかな? と考えてしまいました。

それならば、やはり、便利なエプロンがいいのかなあ。
エプロンなら少しぐらい数があってもいいですもんね。

それで、実家や義実家で、母たちが日頃手に馴染んで使っている
キッチン用品を少しずつ思い出してみました。

やっぱり消耗品、
実用品がいいらしい…。

笑顔のママ

60年以上を生きている母や義母には、
捨てられない「もの」があって、
何かと言うと、頂き物をどうしよう?
と悩んでいるようです。

捨てられないのですよ、親しい方々から頂いた「もの」や、
父が仕事の関係で頂いた「もの」など。

でも、何故か二人ともそれらを少しずつ処分して
身軽になろうとしている(?)。

不思議な位、やっていることが似ています(笑)。

気持ちはわかります。
後の者に迷惑をかけたくないというのがあるのですね。

本当に少しずつ片付けているようです。
そんなところへ私などがまた余計なものをプレゼントしても
きっと迷惑なんだろうな~、と思ってしまいました。

それで、やっぱりエプロンか、キッチンの消耗品。
一見すると、なんてケチな娘、嫁、と思われそうですが。

それでハタと気付きました。
贈り物も、もしかすると贈る方の見栄もあるのかな?

母の身の回りで、母が愛用している「もの」は、
長い時間、使い続けている急須だったり、
(だから、母はしょっちゅう、
汚れを落とすため漂白剤につけています)
鍋やヤカンだったりします。

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鍋やヤカンもしょっちゅう、
ゴシゴシこすって洗っています。

私にとってもお馴染みのものなんです。
手に馴染むって大事なことなんですね。

頂き物の中には、コーヒーセットの器、これは4組もあります。
定番の夫婦茶碗だったり、夫婦湯吞みなどが幾組かあるのです。

使わずに棚にしまってあるのですが、
残念なことに食器棚にしまうからと言って、
貴重(?)な箱は処分してしまったとか。

バラ売りができるのか調べてみましょう。

あれば、箱好きの日本人には高く売れたのに…。

多分、どこのお宅でも同じではないでしょうか?
「もの持ちがいいから」といってしまえばそれまでですが、
やはり、器は使ってはじめて器の価値が出るのですよね。

お客様が来た時のためにとってある、
という主婦の方も多いのでは?

それは座蒲団でも同じです。
幾組かの座蒲団セットも押入れに入ったまま。

それは義実家でも同じでした。
母も義母もそれを私へ押し付けようとはしませんので、
助かっています。

消耗品、実用品で考えれば石鹸のセットは?
香り高い高級な石鹸なら、と思ってお伺いをたてたら、
石鹸が一番処分に困っているという回答。

たくさん頂いていて、
「多分、私達がいなくなっても石鹸は残っているよ」
とのこと。思わず笑ってしまいました。

頂いたまま、洗面所の棚にしまってあります。
これは最近テレビでやっているのを見ましたが、
使わないなら、そのままリサイクルショップへ持っていくと
売れるそうですよ。バラ売りもできるようです。
ですので、石鹸は除外。

ただ、日本は災害の多い国です。
災害が起きたら否応なしに石鹸は必需品になります。

やはり売らずに取っておいて、それに備えておくのも一案です。

母が言うように「気持ち」だけでいいのかな?

今、真剣に終活を考えておられるお年寄りも多いと聞きます。

母や義母が少しずつ片付けているのは、
終活の一つなんですね。
そんな年になったのか、と私などは愕然としています。

子どもたちがいる間は、どんどん荷物が増えていくのです。
それは仕方のないことですよね。

一人前に育てあげるには、必要な物はたくさんあるのですから。

それで、消耗品である中性洗剤のセットと、
お好みのデザインのエプロンを選ぶことにしました。
母が好きなものと、義母が好きなものをチョイスしようと思います。

まとめ

お義母さんとお母さん、迷惑も考えず、
やたらにカーネーションばかりを贈ってごめんなさい。

母の日だからってお花を贈ることにとらわれていた自分を反省しています。
物置には、鉢植えのカーネーションの残骸がたくさんありました。
多分ですが、再生させようとして、とっておいたのかもしれません。

そして、これも今や、分別ゴミでは何に属するのか、
もう、考えるのもイヤになったのかも知れませんね。

旦那と相談して、
義実家の物置と実家の物置から、ゴミらしき物を回収して、
我が家で分別してゴミに出す事にしたのです。

言ってみれば、終活のお手伝いをしようと思ったのです。

私たちも、本当に少しずつしかできないのですが。

でも、お義母さんとお母さん、そんなに後ろ向きにならないで、
してほしいこと、欲しくなったものは言ってくださいね。

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