子どもが進級しました。
クラスも新しく替わり、新しいお友達もできますよね。
新学期は4月9日(火)から始まりました。
始まって3日経ちました。
いつも元気な明るい子が・・。何だか沈んでいるかしら? と。
親の目から見ると、どこか具合でも悪いのかな? と心配になりました。
一緒に遊べる友達がいないの?
どうしたものかと悩みましたが、事情を聞かない訳にはいきません。
明るい調子で、元気のない娘に話しかけました。
「どうしたの? お腹でも痛い? 元気ないねぇ」
娘は初めは黙っていましたが、「ううん、どこも痛くない。今日ねぇ、休み時間、ずっと1人だったんだよ」と、ポツポツと話し始めました。
そうなんだ・・。クラス替えで、それまで仲良しでいつも一緒に遊んでいたA子ちゃんやBちゃんたちがいないんだ。
休み時間に1人でいることって、うちの子はあまり経験したことがないのかもしれません。
聞くと、昨日も1人だったそうで、休み時間に遊んでいる子どもたちを見ていたんだとか。
けれども、別のクラスになったA子ちゃんやBちゃんは娘を見ても、知らん顔をしたらしく、なぜ別のクラスになるとこうなるの? と、娘にはちょっとショックだったようで、今日は用事のある顔をして校舎の廊下を歩いていたんだとか。
それぞれ新しいクラスに振り分けられた生徒たちは、皆楽しそうに休み時間を過ごしている、と娘には見えたのだとか。
けれども、クラスの子たちは、みんな、娘とはちゃんと話をするし、授業中も担任の先生が面白いことを言えば、娘と顔を見合わせて笑う子もいるんだそうです。
遊び友達がいないの? 一緒に遊ぼうって誘ってくれる子がいないということ?
親としては胸がいたんで、こちらも泣きたくなりました。
1人だっていいじゃないか!
そんなことも案外大事だよ!
休み時間を過ごす時に1人だったら寂しい?
たまたま、同じクラスの他の子たちは、仲良しさんたちとちょうど一緒になれた、だけなんだと思うのですが。
自分自身を振り返ってみると、結構1人で過ごしていたこともあったなぁ~と、少しずつ思い出してきました。
1人だったから読書をしていたのか、どうしても先を読み進めたくて1人でいたのか、そのあたりはあいまいな記憶なのですが、1人で昼休みを過ごした経験はいくらでもありましたよ。
給食を終えて、たまたま一緒に後片付けをした子と校庭に出た時もありましたし、1人で自分の席に座って所在なげにしている子に話しかけたら、思いがけず話がはずんだ、ということもあったような気がします。
まだまだ始まったばかりの新学期で、馴染みのない子ばかりだと、気後れすることもあるでしょう。
お弁当を1人で食べるのは苦痛?
給食が始まったら、また事情が変わるのではないかと思っているのです。
けれど、1人でいるって悪いことではないし、どうしても気持ちがモヤモヤするなら、図書室に行ってみれば? と水を向けてみました。
読書が嫌いではないので、読んでみたいと思っている本を探しに行ってみるのも気分転換にはなると思ったのです。
私も読書が好きで、昼休みには図書室によく行きました。
図書室に行こうと思いながら遊びに誘われた時、断れず、「明日にしよう」と内心、図書室に行けないことが残念だと思ったこともありました。
図書室に行けば、思いがけず同じクラスの子に出会ったりして、一緒に本を探すということもありました。
お互いに読んだ本の感想を話したりして、結構仲良くなりましたね。
校庭から戻ってきたクラスメイトたちが、本を読んでいる私に「今、何読んでるの?」と話しかけてきたことがあり、そこから話の輪が広がったりしたこともあります。
グループなどにこだわることなく、誰とでも話ができる、そういう子でもいいわけです。
誰とでも、が案外いいかもしれませんよね。
まとめ
今までいつもお友達と一緒だったのに、進級してクラス替えになったら、仲良しの子たちとクラスが別になって途端に1人になった。
まだ始まったばかりで、これからじゃない? と慰め励まして、気を引き立てるようにしましたが、本人は当然、納得していません。
今のところ、知らん顔されたということにショックを受けているのか、誰も誘ってくれない、ということに落胆しているのか、少し時間が経たないと分からないことなのですが、でも、辛い時期はそんなに長くは続かないと思っています。
これから勉強して、本をたくさん読んで、外で元気よく走り回って、普通に元気のいい子に育ってくれたらと願っています。
もう、親からみたらたった3日で凹んでいるんじゃない! と咤激励して、いつもの明るい子に戻ってほしいと思いますよね。
学校は2年でクラス替えなので、4年生はそのまま持ち上がりです。
この2年で新しい仲良しさんをたくさん作ってほしいし、誰とでも仲良くできる子になってほしいな、と思っているのです。
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