赤ちゃんって0歳児〜2歳児までを指します。
乳幼児ですよね。乳幼児は温泉に入れる?
なんのために? って思ってしまいます。
親の都合ですよね。わからないわけでもありませんけどね。
乳幼児を温泉に入れる必要はあるのかな?
育児や子育てに疲れた親が、
たまには旅行に行きたいっていう気持ちは分かりますよ。
そんなところから、赤ちゃんと温泉を考えて見ました。
赤ちゃんと温泉に行くときに注意すべきマナーとは?
あくまで温泉は公共の場です。
おむつの取れていない赤ちゃんに対して、
縁もゆかりもない赤の他人がどれだけ理解してくれるのか・・・。
無理に赤ちゃんと温泉に入らなくてもいいのでは?
ママさんと赤ちゃん2人だけの温泉旅行はあまり考えられないから、他にも大人が、旦那とか、若夫婦の親御さんとかが一緒だろうし、預けられるなら一緒に来た人に預けて、交代で入浴するとか。
お部屋の家族風呂じゃだめなのかしら?
赤ちゃんを温泉に入れるのはデメリットはありますが、
とくにメリットはないのですよ。
医学的立場から、3,500人のお医者さんにお聞きした回答です。
生後すぐ~1カ月以内 | 7% |
生後1カ月後 | 4% |
生後3カ月後 | 6% |
生後6カ月後 | 13% |
生後1年後 | 28% |
その他 | 43% |
40代女性 一般内科医
普通に赤ちゃんの入浴でも、保湿の観点から、
シャワー浴を推奨する医師もいるのです。
湯船に浸けるならぬるめのお湯に短時間と指導されることが多いでしょう。
また皮膚に刺激のある成分が含まれている、
あるいは成分的にアルカリ性や酸性である可能性がある温泉への入浴は、
皮膚のバリア機能がまだ脆弱な赤ちゃんはなるべく控える方が無難です。
どうしても温泉に入浴させるなら中性で単純な成分の温泉を選択し、
ぬるいお湯で短時間の入浴とし、
あがったら温泉成分をよく流して保湿をするべきです。
その他が43%もあるのは、ちょっとよく分かりませんけれど・・。
引用:『イシコメ』みんなの健康相談・医療コラムサービス
※引用させていただいたイシコメ様について
『イシコメ』みんなの健康相談・医療コラムサービスは終了いたしました。
温泉によっては、「赤ちゃんの入浴禁止」があります。
それは、温泉の泉質にもよります。そう思いたいですね。
世の中の風潮として、赤ちゃんは放尿するから、
入れては困るんだ、なんて、まさかそんな理由じゃないですよね?
ママたちだって、そのあたりはしっかり心得ていることでしょう。
今回は、そんな輩は無視して、赤ちゃんの立場に立って考えてみます。
赤ちゃんを温泉に入れるのは、早くても生後6カ月は過ぎてからの方がいいでしょう。
へその緒が乾き、首が座り、腰がしっかりしてからです。
抵抗力もついて来てからですよ。
入っても問題がないのは、単純泉と塩化物泉。
逆にやめてちょーだいと思うのは、硫黄泉や硫化塩など定められている11種類のうち9種です。
2歳までは、先の2種の泉質なら問題ないでしょう。
強いてあげるならあと1種、ナトリウム泉も入れます。
ナトリウム泉は入浴中、皮膚の赤みやのぼせ具合の様子をみていて下さい。
出るときには白湯でしっかり流します。
マグネシウムも同じです。赤ちゃんには強い成分ですから、生後6カ月は内湯にしましょう。
温泉には効能が掲げてあります。フロントにも赤ちゃんの入浴は大丈夫か確認して下さい。
問題ないと言われても、入浴は家庭のお風呂より短い時間で済ませてください。
出来れば、家族風呂の方が湯温の管理が出来るので助かりますよね。
大浴場は、熱めになっている事がありますし、勝手にうめたり出来ませんからね。
湯から上がったら、水分補給を忘れないで下さい。
思った以上に体力を消耗していますから、
バスタオルなど敷いてひとしきり休ませて、
ジュースなどを与えてから、部屋に戻ります。
ママは、赤ちゃんの世話からマナーの気遣いまで、却って疲れてしまうのでは?
入浴後、赤ちゃんがグッスリ眠ってくれると大助かりですね。
赤ちゃん水遊び用のオムツがあります
赤ちゃんの水遊び用オムツは、吸水力はほとんどないため、水を吸収してオムツが膨らむことがないし、外にウンチや水を漏らさないようにギャザーは強めです。
プール遊びや水遊びに使えるオムツです。
使い捨てタイプと繰り返し洗って使えるパンツタイプがあります。
温泉でも使えます! と、言えないところが残念です。
機能的には温泉でも大丈夫なのですが、小さい子がいる家庭でしか認知されていません。
案外知られてはいないので、水遊び用パンツを履かせての温泉は無理なんです。
いちいち説明して理解を求めるのも難しいですよね。
「これ、オムツじゃないんです。水遊び用のパンツなんですよ、外には絶対に漏れませんから」って、いちいち言うのは大変です。
CMをバンバン流して、認知されたらいいですよねえ。
人のことにまで気が回らない、人の心配はできないけど、自己主張ははっきりしちゃう。今の世の中ってそんな風潮ですよね。
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まとめ
赤ちゃんが泣いてうるさいからって、まるっきり許せない大人が多くて胸が痛みます。
電車の中やデパートの中で、赤ちゃんが泣き喚いていたら、睨んだり、うるさいと叱ったり、いい大人が何やってんだか。
ママだって逃げだしたくなります。赤ちゃんは痛くて泣く、悲しくて泣くばかりじゃありません。
不安になれば泣くし、知らない場所でも泣きます。
ママが泣き出した赤ちゃんをあやす努力をするだけでも、周りの目が優しくなるはずです。
知らんぷりして携帯をいじっていたら反感を買いますよ。
温泉でも同じです。いきなり広いお風呂で、裸の知らない人ばかりでは不安になります。
みなさんは温泉に疲れをとりに来ていますから、赤ちゃんが泣き始めたらすぐに退散しましょう。
ママが笑いながら大丈夫だよと言えば落ち着きますよ。
一番いけないのは泣きっぱなしにすることです。
赤ちゃんが泣くのは当たり前と、堂々と知らんぷりしている親を見ると、腹が立ってきますが、同時に自分の心が狭いのか~と、自分自身がイヤになる時ってありませんか?
けれども、赤ちゃんも必死で泣くことで自己主張していますから、その騒音 (?) は半端ではありません。
泣くのは運動だと教わりましたか? 公共の場は違いますよ。
公共の場では我儘しないといけないと教えてあげて下さいね。
赤ちゃんでも理解できるんです。
また、つたい歩きができても、温泉の中では、浴槽の縁でつかまり立ちなんかさせないで下さい。
できると分かると一瞬目を離したすきに立ちます。
絶対に目も、手も離さないでくださいね!