ミニマリストに憧れる あふれるモノの処分について

ミニマリスト成功

モノを処分したい、と思うようになったのはモノがあふれていると、まず、掃除が面倒くさいからです。

あっちこっち、床に置かれたモノをまずはどかして、掃除機をかける。

どかしたモノを定位置に戻す。

戻しているときに、これってまだ必要かな~? と思いながら。

そう思いながら、処分しようと思わず、元の場所に戻していく自分がいて、頭の中ではてなマークが飛び交います。

使わなくなったモノを処分するには?

人って何でも忘れてしまいますよね、よほど大切なモノか、日常的にいつも使っているモノなどを除いて。

押入れの奥から前は重宝して使っていたモノが出てくると、「何だ、ここにあったのか~」と。つまり、それは必要のないものだったのですね・・。

その一番の不必要なもの、着るもの。押入れにしまい込んで着ることのなかった服。
ご丁寧にキチンとたたんで防虫袋と一緒に出てきた服は、もう着ないものでした。

メルカリ? ヤフオク? と考えながら、実際にはそれも面倒で、ゴミ袋に入れて捨てることになります。

子どものものなら、同じ年頃のお子さんのいるママに「要る?」と言って引きとって貰えたりするのですが、さすがに、親のものなどはこちらが遠慮してしまいますよね。

月に一度は、床に置いたまま忘れていたモノ、特に雑誌や新聞の類などは、その気になった時は、束ねてゴミ置き場に持って行きますが、ちょっと怖いと思ったのは、その風景が当たり前になってしまうこと。

掃除機をかけるために動かして、また元に戻す? これって不毛ですよね。

そんなものはなければ一番いいのだから。
そして、当初はそんな風に床にモノを置かない暮し方をしていたのに・・。

けれど、長い時間をかけてモノは増えて行き、しかもその状態が当たり前になってしまうと、なかなかそこから脱するのは難しいのです。

だって、その風景が当たり前のことになってしまったから。

そこから脱するためには、1週間に1度でも、床を見直すことにしました。

だって、たいして広くもない我が家で、大きな顔して居すわっているのは、使っていないモノだったりするからです。

処分方法① 本は知的財産の一つだと思っているのですが、読んでしまった本、親が遺していった本。ほこりだらけで古本屋さんにさえ遠慮してしまうほど汚れてしまった本は捨てるしかなく、コツコツと破り捨てたりしているのです。

今、本は紙媒体よりもパソコンだったり、Kindleで読めるからなんですね。

昔はその紙媒体の本を作る仕事をしていたにも関わらず、紙媒体の本から離れてしまいました。

紙は資源ゴミになりますので、束ねてゴミ置き場に置いておけば管理人さんがきれいに仕分けしてくれるのです。ありがたいですね。

一度、まとめて段ボールに詰めたものを業者さんに引き取ってもらったことがありました。

一番頭を痛めていた父が遺した本ですが、紙は資源ゴミですから、と喜んで引き取っていただけたのです。

けれども思いがけないところからまた出てきて、「あ~あ」とため息をついています。前に比べると数量はずい分少なくなったので、コツコツ束ねて運んでいます。

月刊誌などは破り捨てているのです。これってやっぱり束ねて出した方が社会貢献にはなりますよね。

破り捨てるのは止めよう・・。

コツコツ束ねてゴミ置き場に持っていくこと。子どもたちにも読まなくなった本はまとめておいて! と指示を出して。

子どもの本は状態がよければ値段がつくこともありますので、注意深くネット検索をしています。

それも状態を検査したり、きれいに拭いたりする手間がかかるので、本当にその気にならなければやらないのですけどね。

ブックオフという手もありますよね。ブックオフに持っていくときには、やはりきれいに掃除をして、一応、除菌スプレーまでかけています。

処分方法② 服は、子どもたちのモノはすぐ着られなくなりますから、状態の良いうちに人に譲るか、どうしようか迷ってしまいます。特にお気に入りは勝手に処分すると怒り出したりするので。

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もう要らない、着ないというまでタンスの肥やし覚悟で本人に任せることにしました。

下着類は親が勝手に取り替えてもあまり文句をいいません。

私たちはまず、「モノを増やさない!」ということを心掛けています。

処分方法③ 食器類はいつの間にこんなに? と思うほど溜まっているものです。

そしてたいがいバラバラなんですね。でも、それはそれでいいと思っています。
家族がお気に入りのお茶碗でご飯を食べて、お気に入りのカップでコーヒーなんか飲んで。

②と同じで、増やさないことを心掛けて、普段使う機会のないカップのセットなど、少しずつ処分していくことにしました。食器棚がスカスカになるくらいを目指しています。

処分方法はやはり、ゴミ置き場行きです。こういうものは出す日にちが決まっているので、必ずカレンダーに印をつけて出すようにしています。売れば売れるのかもしれないけれど、そのためには写真を撮って、梱包用の詰め物や箱を用意しないといけない。カップセットの箱なんて当然とってなどいませんから、剥き出しになるので、売りに出しても売れないような気がしています。分かりませんけど・・。

前にもどこかで書いたと思うのですが、日本人は箱好き(笑)ですから。

処分方法④ 蒲団やベッド用品。私の親はお客さん用の蒲団を幾組か用意していました。

けれども、とうとう使ったことがなかったのですよ。これは驚きです。
本当に無駄だと思いましたが、母の信念には負けました(?)。

亡くなったあと、遺品整理をしてもらい、それらを処分してもらいました。
それなりに金額はかかりましたけれど、不要な蒲団がなくなってスッキリしたのは間違いのないことでした。

ミニマリストを目指すには遠い道のり?

ゴミ出し

そんな訳で、ミニマリストを目指すには、家族構成も問題になるの?
どこのご家庭でも、子どもがいるうちは・・、というお気持ちがあるようですね。

あまりに一方的にあれも要らない、これも要らないと処分してしまうと、すぐに困ることになるかもしれませんよね。例えばテレビ。テレビからの情報は、良くも悪くも必要だろうと思いますし。

特に、子どもがいるうちはテレビはあった方がいいでしょうね。
子どもの世界のお付き合いもあるだろうし、話が合わないと、取り残されてしまうかも、と親としては心配してしまいます。

テレビばかり見てないで勉強しなさい! と昔は私が親から言われた言葉ですが、今は私が子どもに同じことをしています(笑)。

いつも家の中が片付かない! とイライラしていても精神衛生上良くないと思っているので、今ある状態を無意識のうちに、一つの風景にしてしまったことが、尚更片付かない方向に向かっているんだな~と、訳の分からない分析をしながら、それこそ、私達親が2人きりになるあたりから始めても遅くないか・・、と、ミニマリストに憧れながらも、どこかで諦めかけているんです。

それこそ、引っ越しなどという大事業(?)でもしない限り、ずっとこの不満一杯な暮らしは続く訳で、引っ越しってある意味、大チャンスなんですね。

子どもたちが家を出て行って、空いた部屋に自分のモノをどっと突っ込んでしまった父と、それを見て母がため息をつきながら、広くなったんだか、狭くなったんだか、どうしたらいいかねぇ、とこぼしていたことを思い出します。何しろモノを捨てられない世代の親たちでしたから・・。

私自身もミニマリストの道は遠いなぁ、と感じているこの頃です。

まとめ

やっぱり、せっせと労を惜しまず、どなたかの役に立てるものがあるのなら、メルカリなり、ヤフオクなりに出していこうかと思いますね。

捨ててしまわれることなく、それがどこかで気に入って使って貰えるなら、アリだと思います。

カップセットが割れないように工夫した梱包をして、ぜひ試してみようと思います。

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