2011年から使っていた iMac が壊れてしまって、実は1年近く放置していました。
電源は入るのですが、起動しない・・。
機械はいつかは壊れてしまうものだと思っているのですが、何の断りもなく壊れるのはパソコンの特権 (?) なんでしょうかねぇ。
この iMac で仕事をしていたのでデータもたくさん残っているし、ライセンスのあるソフトも入っていました。アドビの製品ですが、これも長いお付き合いなんです。
で、私が1番心配したのは、突然起動しなくなったのでそのアドビ製品が使えなくなるのでは? と思ったのです。
ライセンスのあるソフト製品は面倒くさいですね
もう使わないから外そう、と考えてもライセンスがある製品はそのライセンスをオンラインでアドビに繫げて、外すことが必要なんですね。
気が変わってまた使いたい、なんてなった時に「もう使われています」、などというアラートが出て、インストールできなくなる恐れがあると思ったのです。
まあ、これはアドビさんに連絡して何とかしてもらわなければならないのですが、とにかく今は本体そのものを直さなければなりません。
パソコンはもって5年と言います。ましてや1日中つけっぱなしで使用していたら1年でダメになるとも聞きました。ハードディスクが壊れやすいのですね。
その時の症状は、電源は入りました、りんごマークが出ました、その下に起動バーがでました。そして起動が始まりました。起動を示すバーが2/3のところでストップしてそのまま何も起こらず・・。
ストップしたまま梃子でも動かない? やれやれ。それが去年の8月でした。
何かと忙しくてそのままにしてしまっていました。
そして本日は Appleさん に連絡して電話サポートをして貰いました。ちゃんとサポートしてくれるのか心配でしたが、とても丁寧に辛抱強く (?) 対応してもらいました。8年前の機種ですからどうかなと思っていたのです。
先ず症状を聞いてこられて、ありのまま答える。1年ぶりにマックの電源を入れる。
初期化してしまった・・
「原因を探りますので」、ということでキーボードのシフトキーを押したまま再起動しました。
「次に表示されるものが現れるまで押したままにしてください」、という言葉通りにキーを押したままじっと待つ・・。
よく見るOSのインストール画面が現れました。正確にはインストールの行も入った4行のボックス画面が。
1年使っていないパソコンのデータなんて、必要性がなくなっていると考えられたのでしょう。あっさりOSを入れ替えます・・と。そこでライセンスの問題が出たのですが、これってAppleさんには関係のない話で、私がadobeさんと話すことなんですね。
まぁ、何とかなるだろう、エイヤッ、という感じで、まず「消去」から始まりましたが、なんとST31000~と書かれているディスクは消去できない、と出てしまいました。「操作失敗 云々」というメッセージが出てきました。
ああ、やっぱりハードディスクが壊れているんだ、とがっくり。思わず修理代が頭をよぎりました。
ところがその内蔵と書かれている左側の欄にあるST31000~の下にあるmac OS Base systemを選択して消去を実行したらそれは消去できたのです。
そしてまた最初に戻り、1度Macの電源を落とし、今度はコマンドキーとRキーを押しながら再起動。
そこで初めて再インストール作業が始まるのです。
さあ、何もかもなくなり、OSを再インストールしなければなりません。いろいろなデータは一応外付けハードディスクに入れてあるし、何よりタイムマシンがあります。去年の8月までのデータはあると思うのですが、どこまで役に立つのかわかりませんけど・・。
わかったことは、1年近くほったらかしておくとその操作さえ忘れてしまうということです(笑)。
長い時間をかけてインストールが終了し、iMac は何とか懸命に動いています。その後何度か勝手にインストール終了後の後始末をしているみたい・・。
そしてそれらの作業も完全に終了して起動したあと現れる最初の画面になりました。
新しくなった画面を見ながら、何かヘン? ああ、そうだ初期ではハードディスクすら画面に出ていなかったっけ。
さて、ハードディスクを画面に出すにはどうしたっけ? ともうそこからです。
そしてやたら大きいドッグを小さくして、右側にしたい、という希望を叶えてくれますかね。
これも全てネットで調べればすぐに出てきます。便利になりましたね。
つまり大切なソフトウェアは失ったけれど、とりあえず iMac は直ったということ。早くAppleさんに相談すればよかったのに・・。うちのパパさん、こういう事はダメなんだそう。
見慣れない画面を見ながらどうやって元に戻そうか、と考えてしまいました。
もう家で仕事の作業をする必要はなくなったから、ゆっくりMacと遊べばいいか、と考えてしまいました。
まとめ
あまり時間のない仕事だと持ち帰って自宅で仕事をしていたことがあるのですが、今はめっきりそういう仕事も減りましたし、働き方改革でそいういうことは禁止に近い状態になりました。
機械のトラブルがまとめてやってきたので (Windowsもちょっとおかしくなりました、心配。今はこちらがメインなので)、慌ててしまいましたが、2台目を考えなくてはいけない時がきているのを感じました。
そして電話の向こうで、遠慮がちに「どうぞ、誤解なさらないようにお願いします」といいながら「新しいのを買われた方が・・」思わず笑いだしてしまいました。
iMacにはお疲れさまと声をかけたい気持ちです。
残念なのはこのiMacは完全にサポートが終わっていて修理もできないという実情を知ってしまったことです。そうなんです、もうリサイクルなんですね。
調べると、「壊れていても買取します」という広告がありました。