「うざい」と息子がつぶやきました。それが耳に入ってしまいました。
学校から帰ってきて、靴下を脱ぎ、玄関先にほおってしまったのを見てしまったので
注意したら、返ってきた言葉が「うざい」でした。
まぁ、いつものことですけど…。小学生の頃は本当に素直だったのに…。
今、反抗期なんですねぇ。わかっていても、何だかなぁ、
そういう息子とどう向き合ったらいいのか、気が滅入ってしまうのです。
多分、どこのご家庭もそうなんじゃないでしょうか?
中学生 反抗期真っ只中!
朝起きてすぐに私にまとわりついてきた息子が、段々、普通に元気な男の子に成長している過程は、それはそれで楽しみになり、大きくなったなぁと見直す一瞬もあったのですが、やることや話すことが少しずつ乱暴になってきて、うん? と思う事が増えてきました。
「もしかしたら、反抗期にはいってきたのかな?」と見ていました。
もう、何より生意気な口を聞き、何かの拍子に冒頭の「うざい」「ムカつく」という言葉が多くなりました。
そして、何を聞いても「別に」。あれって、親は本当に「ムカつく」のです。
けれども、それが成長している証だなどとと言われれば、こちらが冷静に応じて、何でもなかったような顔をしてその場をやり過ごしています。
けれど、こんな反抗期はいつまで続くのだろう?
子どもが生まれたばかりのころの不安や悩みを、それなりに何とかクリアして今日まできたのに、今度は「反抗期」か・・。
子どもは子どもなりに、外からのストレスを抱えて不安を感じ、悩んでいるのだろうと思っています。子どものストレス・・。
身体的な変化に追い付けないで、精神的に何か不安や苦痛があるのか?
勉強や成績、級友や部活、それらの人間関係なども。
それは、私などが想像も及ばない、体力や精神的消耗になっているのではないかと、密かに心配もしています。
反抗期は子どもが成長するのに避けては通れないことなんですよね。
自立に向かって苦しんでいる姿を見守るしかないのです。
親は子どもに振り回されてはいけないけど 一歩引いて見ることが必要です。
一番心掛けているのは、頭から押さえつけない。不快なことがあっても、「おはよう」などの日常の声かけは普通に今まで通りにやっているということかなぁ、と思っています。
何よりも生まれてから今日までに培ってきた親子の信頼関係は、そう簡単には崩れないと思っている私の、ひとりよがりなのかもしれませんが。
自分のことを一生懸命話す小学生のころと違って、何も話さなくなってしまった息子。
友達の顔触れが変わってきたかどうか、もう、親の私は把握出来ないのですよね。
乱暴な態度や生意気な発言には、一歩引いてみることが必要だと思っています。
自分の時はどうだったか、一生懸命思い出してみました。
自分も母親との関係で悩んだこともあったな、と。
もちろんその頃の私もそれなりに悩みはありましたから (笑)。
成績のことや、友達とうまくいかない、とか。
今日は部活に行きたくないな~とか、将来、何になりたいか、何になれるのかとか、ほしい物があるけど、親には言えない、とか。
家に居たくないときは自転車に乗って、1人で少し遠くまでサイクリング (?) したこともあったな。
そして、私も何かいつもイライラと苛立っていたことがあったのですね。
漠然とした不安だったような気がします。
今ではすっかり忘れてしまっていましたが、それが私の反抗期だったようです。
自分も経験した反抗期ですから、「こういうものなんだな」と考えています。
子育てで何かとイライラする自分に自己嫌悪を覚える
そして私は私で、イライラする自分に自己嫌悪を覚えるのです。
子どもには子どもの世界があって、当然、自分の思いどおりにはならないけれど、いきなり、今まで何の不思議も感じなかった親子の関係が、親に対する拒否、という形で現れてくると、やはりかなり大きくこたえます。
自分の不安や悩みでイライラする自分をどう宥めたらいいのか。たいがいは夫にその不満を訴えながら、夫の意見を聞きたいのです。が、対して夫は「ほおっておけばいいよ、今はそういう時期なんだから」と相手にしてくれません。
けれど両親の考えがきちんと二人揃って同じ方向に向いていることは、大切なことではないかと思うのですが。
一番の悩みは「育て方を間違えたのかな?」ということです。が、夫は「そんなことはない、余程なんか悪い事をしたら叱らなければいけないけど、今は何を言ってもきかないから・・、やっぱりほっとけば?」なんです。
夫は、自分の時のことを思い出してくれたのかしら?
私からすれば、同じ男同士、話せば分かり合えるのではないかと思うのですが。
これから先も、どんな風に変って行くかわからないけど、イライラせずに、普通に家族として付き合っていくしかないんですものね。
まとめ
自分のことを棚にあげてアレコレ心配しても、自分のイライラは静まるどころか、ますますイライラする日々を過ごすことになってしまいます。
そんな日々は疲れるだけで、こちらが損してしまう。
反抗期は、長い一生のうちの短い期間なんだと思うことにして、子どもたちに振り回されない生活をしようと心掛けています。
だって、そのうち反抗期は終わるものですから。
関連記事はこちら↓