男の子って目が離せないですよね。
小学校も高学年になれば大分大人になり落ち着いてきますが、幼稚園の年少さんから小学校の1年生、2年生、3年生の7歳から9、10歳位までは、本当にやんちゃでわんぱく小僧なわけです。そこに反抗期が加わります。ママさんにとっては戸惑ってしまう小さい反抗期。
走りまわって道路に飛び出ないかひやひやしてたら、いつのまにかいなくなって家でゲームに夢中になっていたり。気付いたら仲良しのお友達ができてて、お家に遊びにいくって…かと思ったらなにやら不機嫌みたい。ご飯もなかなか食べてくれない。
こっちもイライラしてつい怒っちゃって、そしたらわんわん大声で泣く。そのくせ、学校ではお友達のお助けマンをしているらしい (?)。
ママのお手伝いをしてくれて、おしゃれが大好きで、怒ってても同性だからちょっと気持ちもわかる女の子と比べると、本当に行動が読めないし難しい。そんな悩みを持つママさんってとても多いのではないかと思います。
子育てでママが理解できずに悩むのは男の子?
だれにでもやってくる反抗期ですが、女の子と比べて本質的に攻撃性が強い男の子は言葉も態度も乱暴だったりして大変ですよね。
いくらわが子でも心ない言葉を投げつけられたり、約束を守らなかった時は親の方も傷つきます。しかし、売り言葉に買い言葉で舌戦になってしまうとさらにエスカレートし、その場は悪化します。
できるだけ反論や否定的な言葉は避け、「私はこう思ったよ」という気持ちを伝えるくらいが良いと思います。それでも収拾がつかないと感じたらその場から離れてしまうか、その場にいる家族に交代するのが良いでしょう。
イヤイヤ期を過ぎて、最大の反抗期が始まる中学、高校までの間にある小さい反抗期、自立心が芽ばえ、保育園や幼稚園から、学校という初めての大きな世界に入って、そこで友達ができたり、勉強や運動などいろいろな経験、体験をします。脳の発達もどんどん進んで好奇心や、学習意欲も盛んになります。
けれども、結構それなりのストレスを抱えてしまうこともあるのですね。反抗期の特徴のようです。
自分の子であっても異性である男の子の行動を常に理解して接するのは難しいですよね。なんでこんなことするの?信じられない!と思うようなことがあっても、ちがう生き物同然ですから仕方がありませんよね。でも、ついつい大きな声で怒ってしまった、言わなくていい事まで言ってしまった・・と後悔してしまう時もあると思います。そういうときは長く引きずらず、言葉や態度でお子さんに素直な気持ちを示してあげてください。お子さんも本当は大好きなママと早く仲直りしたいはずなんです。
親に反抗するのは自分の存在を確かめるためなのかもしれません。
反抗期の男の子に心ない言葉を投げつけられ、傷つき悩んでしまうこともあるかもしれませんが、「こちらは試されている」という考えに切り替えて反抗期が過ぎるのを待ちましょう。大抵は言いすぎた時には、言った本人も反省しているものです。
また、どんなに可愛いわが子でもずっと一緒にいたら、どんな人だってさすがにしんどくなりますよね。その気持ちを引け目に考えず、いつも頑張っている自分へご褒美をあげてください。
気分転換にお友達と会うも良し、ひとりでショッピングするのも良し。そしてつい頑張りすぎてしまうママさんは、できるだけパパさんに男の子の子育てを引き受けてもらいましょう。
男の子は何と言ってもパパさんには頭が上がらないところがあるようです。パパさんは同じ男同士、ママさんにはわからない男の子なりの「父親は認める」という、ママさんにとっては気分の悪いことかも知れませんが、父親に対しては、怖いという気持ちがあるのかもしれませんね。
男の子の子育てについイライラ 反省の繰り返し・・
子どもだとわかっていても、大人である私たちは、やんちゃで思い通りにならない男の子にイライラしがち。
本当なら愛するわが子に怒ってばかりいたくはありませんよね。
イライラせずに子育てを終える人は100パーセントいません。怒りすぎてしまったと反省したら、そんな自分を責めるのではなく肯定してあげましょう。
そして少し頭が冷えたら、怒る原因になったことについてお子さんに理由を聞いて、話し合ってみましょう。
イライラしている時はつい自分に対して不愉快な仮説を立てて、怒りを爆発させてしまいがち。
子どもなりの考えを知ることができたら、こんなこと考えてたんだ、という発見とともにイライラを解消できるはずです。
まとめ
悪いことや目に余る暴言などは、そのことに対して親は決して甘えさせてはいけないのです。きちんと叱るべきところは叱りましょう。それは両親が揃って同じ考えの基で叱ることです。もちろん、両親がその場で二人で責めるような叱り方はしないでくださいね。子どもはいつも親を見ていますよ。自分が叱られる理由もわかっています。子ども自身のイライラを逆に理解する必要があるのです。ママが下の子に目が行き過ぎるとか、かまいすぎるとか。自分はかまって貰えない、と勝手に思い込んでイライラしている時もあるのです。
親は子どもに対していつも公平でなければならないのです。親だって人間ですから、相性もあり、好き嫌いもあるでしょう。ですが、親ですから、余程の事情がない限り(例えば、障害児を育てていたりする場合)公平に接していきましょう。
そして、家族団欒を大切にしましょう。よく話しをする家庭にしましょう。もっと成長すれば口も聞いてくれない、なんてことにもなっていくわけですから、話しが出来るうちは何でもいいのです。明るい話題で自然に笑いが起きてくる家庭にしましょう。
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