春日大社をはじめ奈良県には世界遺産が8つもあります!!

奈良公園

奈良にある寺社仏閣の中で、特に歴史的な価値の高いものが、
「古都奈良の文化財」として選ばれ、1998年には世界文化遺産に指定されました。
日本で指定された世界遺産の中で9件目です。

その中で、奈良公園に4つの世界遺産があるのをご存知ですか?
春日大社はその中の1つなのです。

世界遺産の「古都奈良文化財」を訪ねてみたい…

世界文化遺産の構成資産で、1つが興福寺、2つ目が東大寺、
3つ目が春日山原始林、4つ目が春日大社なのです。

その中の春日大社は全国に1000もある春日神社の総本社、
とても高い立場にいます。

お祀りされている神様は、
第一殿に鹿島神武甕槌命(タケミカヅチノミコト)です。

鹿島神宮の神様ですが、白い鹿に乗って常陸鹿島から1年かけて、
この地にやって来たとされています。

奈良の三笠山に鎮座された武甕槌命により、鹿が神の使いとされました。

他に、経津主神(イワイヌシノミコト)、天児屋命(アメノコヤネノミコト)、
女神である比売神(ヒメガミ)の三神が祀られています。

本殿はそれぞれの神様を祀る4棟が造られ横並びになっています。
春日造の形式の本殿は、1863年に改築されました。

改築の折も、8世紀末に建てられた当時の春日造の様式で建てられています。
創設は768年とされています。

春日大社の三殿の神様は束帯の姿で鹿に乗り、
常陸、下総、河内の国から奈良に入られたとされ、
奈良では鹿が大切にされています。

四柱の神様のうち、若宮に祀られているヒメガミ様は、
春日大社でお生まれになった神様です。

春日大社は創建から約20年に一度、本殿の位置はそのままに、
建て替えや修復がされてきました。

このような、式年遷宮は神宝の新調を行う行事として、
最近では2015年から2016年に第60次式年造替が行われました。

本殿は国宝に指定されています。
また平安時代の調度や武具、楽器などの多くが国宝に指定されています。

奈良には世界遺産が8つもあるんですよ。

・春日山原始林

・興福寺

・東大寺

・薬師寺

・平城宮跡

・唐招提寺

・元興寺

・春日大社

奈良はゆっくり見学すると、異国情緒たっぷりです。
屋根の形、柱の形、建築様式、壁画や天井画の色彩。

中国や朝鮮から到来した文化ばかりではなく、シルクロードを経て、
ペルシャやローマからも渡ってきています。

神社仏閣は、まさに天平文化が花開いた時代の美しい建造物が
原型のまま残っています。

京都の華やかさとはまた違い、落ち着いた佇まいの奈良、いいですね。

スポンサーリンク

春日大社の鹿とおみくじの関係は?

春日大社鹿と灯籠

春日大社には、鹿みくじと白鹿みくじが販売されています。

鹿みくじは南門脇のおみくじ授与所で扱っています。
鹿みくじは500円で、奈良の一刀彫りの鹿がおみくじをくわえています。
白鹿みくじは600円で、陶器の白鹿がおみくじをくわえています。

おみくじの内容に違いはないようですよ。
お気に入りの方を購入されたらいかがでしょう?

春日大社では、おみくじを結ぶ場所が他の神社より高い位置にあるのですが、
これは鹿がおみくじを食べないように高くしているんですって。

一般のおみくじは200円です。

春日大社のおみやげは?

春日大社の中にはおみやげ物を販売しているところはなさそうです。

でも、ここでしか買えない人気のおみやげが、あるのです。

赤い袋に入った勝守と言うお守りです。
春日大社の勝守は何にでも勝つと言う、強運のお守りなんですよ。

奈良公園にはおみやげ物屋さんが何件かあります。

また近鉄奈良駅でも購入できます。

柿の葉寿しは昔から有名ですね。またその名の通り奈良漬、吉野葛を使った和菓子、
ぶと饅頭など、有名どころが並んでいます。

行ってみよう!春日大社のパワースポット!!

春日大社に一歩入れば、そこはすでにパワースポットです。

境内に入るだけで、女性なら仕事や才能がアップして、出世運が上がります。
男性は強い精神力と実行力を授かり、権力を手に入れると言われています。

その他にも縁結びや夫婦円満、開運や招福などのご利益が得られるでしょう。

こちらでは、神様が大勢いらしてくださいますから、
フルパワースポットの奈良で、パワー全開です。

まとめ

奈良は古の都です。街から少し離れれば、豊かな自然に囲まれて、
奈良時代にタイムスリップしたような気分になれます。

春日大社をはじめ、奈良には興福寺や薬師寺、唐招提寺、東大寺など、
美しい寺社が点在しています。

奈良の地には神様、仏様がたくさんおられますから、
パワースポット巡りにはもってこいですね。

心身ともにリフレッシュするなら、奈良の寺社巡りはおススメですよ。
自然に触れ、古典に触れて見ませんか?

和歌で読まれた風景を実際に目の当たりにすることができます。

最近では観光客がひしめき合うほど訪れていますから、静かに散策するのには、
混み合うお祭りの時などは避けるほうがいいかも知れませんね。

⇒ 春日大社の1250年記念御朱印ツアーに出かけよう!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする