三社祭は浅草神社の例大祭です!!

浅草寺三社祭

例年すごい混雑と活気をみせる浅草三社祭、
2019年は5月17日、18日、19日に行われます。

三社祭は毎年5月に行われていました。
昔は観音祭、船祭り、示現会に分かれていました。

1872(明治5)年から5月17日、18日になり現在の形に近くなりました。

陽気もちょうどいい頃なので、
全国から人がたくさん集まるようになりました。

現在は5月の第3週金曜日、土曜日、日曜日に開催されます。

全国といわず、世界中から観光客が訪れて、
近年は益す益すの人出になっています。

三社祭の三社とは浅草神社の昔の名称なんです。

正しくは三社明神社三社大権現などと呼ばれていました。

今では三社祭ですっかり有名になりましたが、
正式にはこのお祭りは、浅草神社例大祭です。

三社祭 浅草神社例大祭の日程は?

実は2018年の三社祭の前に、
ある週刊誌が三社祭は今年で最後になると報じて、
ちょっとした騒ぎになりました。

でも、2019年は無事に開催されるようですよ。

5月16日(木)
午後7時   本社神輿神霊入れの儀(ほんしゃみこしみたまいれのぎ)
※本社神輿へ浅草神社の御神霊(おみたま)をお移しする儀式

5月17日(金)
午後1時   午後1時 大行列 ※雨天中止
※お囃子屋台・鳶頭木遣り・びんざさら舞・白鷺の舞などが行列を作って浅草の町を歩く。

午後2時20分   びんざさら舞奉納(社殿) 無形文化財「びんざさら舞」の奉納が浅草神社に於いて行われる。

午後3時   びんざさら舞奉納(神楽殿)

午後3時30分 各町神輿神霊入れの儀(かくちょうみこしみたまいれのぎ)
※各町会の神輿へ御神霊(おみたま)をお移しする儀式

5月18日(土)
午前10時   例大祭式典(れいたいさいしきてん)

正午    町内神輿連合渡御(ちょうないみこしれんごうとぎょ)
※浅草氏子44ヶ町の町内神輿約100基の渡御。
※浅草寺本堂裏広場に参集した神輿が、一基ずつ発進。浅草神社でお祓いを受けた上で、各町会へ渡御。

午後4時   奉納舞踊(神楽殿)
※浅草花やしき

午後5時   巫女舞奉奏(神楽殿)

5月19日(日)
午前6時〜  宮出し 本社神輿各町渡御(ほんしゃみこしかくちょうとぎょ  宮入り
※本社神輿各町渡御(ほんしゃみこしかくちょうとぎょ)
午前6時~  宮入り後  本社神輿御霊返しの儀(ほんしゃみこしみたまがえしのぎ)
※本社神輿へお移り頂いた御神霊(おみたま)を本殿へお戻しする儀式

午後2時  巫女舞奉奏(神楽殿)

午後3時  奉納舞踊(神楽殿)
※東京浅草組合

午後4時  太鼓奉演(境内)
※日本太鼓道場

午前11時~午後6時  雷門通りから馬道通りにてお祭り広場を開催※交通規制有り
※主催:浅草観光連盟

出典:浅草神社 三社様 公式HP

浅草神社の氏子は44ヶ町に在していて、
三社祭の日は祭りの全てを担います。

祭りの3日間の人出は200万人を越え、
日本を代表するお祭りとなっています。

3日間の祭りの中で、神輿が話題にのぼりますが、
三社様はそれだけではありません。

祭りの始まりは、お囃子の屋台がたち、
鳶頭の木遣りや手古舞、組み踊りの行列から始まります。

中でも珍しい神事びんざさら舞の奉納もあり、
初日から人出は大変なことになっています。

初詣もすごい人ですが、祭りの時には、
町が高揚していますから、大変な活気です。

2日目には例大祭記念式典があり、
式典の後で神輿100基が境内に集まり、お祓いを受けます。

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その後44ヶ町の渡御に出ます

そして、最終日には、神社境内から宮出しが行われて、
氏子の各町内を三方に分かれて渡御して、
日没後に戻り、宮入りと運びます。

期間中は神楽殿でも様々な舞を見物できます。
神事びんざさら舞は東京都の無形文化財となっている田楽舞です。

このあたりにも田んぼがあったんですね。
浅草と田楽はちょっと想像していなかったものですから。

ささらという楽器を知っていますか?
見物してみて下さい、軽やかにリズムを刻むんですよ。

五穀豊穣、悪霊退散の願いを込めてささらを鳴らし、
舞を奉納します。

獅子舞も加わり賑やかなことが好きな江戸っ子らしいお祭りです。

三社祭の神輿は壮観で荒っぽい!?

100基にものぼる神輿の荒々しい様子が見られるのは、2日目です。
毎年、お昼過ぎから「町内神輿連合渡御」が始まり、
神輿を担ぐ氏子衆たちの荒っぽさは怖いくらいです。

とても荒っぽいので、お神輿に巻き込まれないように
気をつけてください!

最終日は、朝早くから神社境内から宮出しが行われ、
氏子の各町内を三方に分かれて渡御します。
神輿の一之宮、二之宮、三之宮が
それぞれ、西部方面、 南部方面、 東部方面に渡御するのです。
日没後に戻り、宮入りとなるのです。

神輿は御神体や御霊代がお乗りになっています。

荒々しく揺さぶるのは、
神さまの魂振(たまふ)りを行なっているのです。

荒々しさが話題になっていますが、
神様の魂振りのためだったのですね。

神様の霊力が高まるって信じられているので、
傍目には乱暴なお祭りに感じていましたが、
信仰なんですね。

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【アクセス】

地下鉄/東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩7分
地下鉄/都営地下鉄浅草線浅草駅から徒歩7分
東武線浅草駅から徒歩7分
つくばエクスプレス浅草駅より徒歩10分

【車でこられる場合】
車輌進入口および境内地への駐車について
ご祈祷をお受けになる方・挙式参列者のみと限定させて頂きます。
・駐車許可証をお出し致しますので、駐車の際は職員にお申し出下さい。
・ご祈祷・挙式がお済みになりましたら、速やかにご移動下さい。
・ご参拝のみの方の駐車はご遠慮頂いております。一般有料駐車場をご利用下さい。
※当社境内の駐車スペースは限られています。
境内地への駐車となりますので、参拝の方の通行に十分ご注意下さい。
浅草寺境内及び正面鳥居からは進入できません。
・浅草神社の境内地への進入口は、馬道通りからの一箇所だけになります。
・浅草寺境内への進入及び駐車は固くお断り申し上げます。

まとめ

三社祭提灯

三社祭の事ばかり考えて1年を過ごしている友人がいます。

三社祭まで、あと何ヶ月、とかあと何週間とか、
そんな話題ばかりです(笑)。

肩は神輿ダコで分厚くコブのように盛り上がっています。

身長も180㎝を超えています。

なぜ神輿にそれほど夢中なれるのか、
傍目には、理解できなかったのですが、
出かけて間近でみたら、かっこよすぎる!

ギャラリーの前だから、演じているのかも知れませんが。

氏子たちは祭りを誇りに思い、
心から三社祭を大切にしています。

地元に夢中になれる祭りがあるのってとても羨ましい!!

街を歩けば、地元の繋がりも強く、
人間関係が希薄といわれている東京の
また別の一面を見る事が出来ます。

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