朝起きてから夜寝るまで、家族はみんなそれぞれ自分を中心に暮らしています。
ダイニングに行けば朝食が用意されている。お弁当も出来ている。
毎朝の歯みがき洗顔が朝のルーティンだけど、手の届くところには自分のタオルがあります。
朝食もお弁当も清潔なタオルも、ママさんの手で用意されたものですよね。
朝はそれぞれが忙しいんです。でも、いつの間にか月曜から金曜までの朝の時間って、やることは決まってますよね。子どもたちの長いお休みを除けば・・。
それが習慣化してしまっていて、当たり前になっていませんか?
なんで、いつも時間がないのだろう?と悩んでいるママさんはたくさんいますよね。
案外、見えない時間泥棒は自分だったりしてと思いませんか?
まず、どこで何に時間をかけているのか見直してみようと思いました。
家事にかかる時間を実際に計ってみました
朝6時起床、自分の歯みがき洗顔。5分。
朝食の仕度とお弁当作りにかかっている時間30分。
家族全員の洗濯物の仕分け5分。洗濯機を回す。
その間にざっとだけど掃除機をかける。15分。
夕方帰宅したら、気になったところはかけ直すつもり。
家族はそれぞれ仕度が出来た順から朝食を摂っている。
登校時間が来ると、学校へ行く子どもたちが食卓から離れる。
パパさんが起きて来て歯みがき洗顔。髭剃りにかかっている。
パパさんの朝食を準備しながらママさんも一緒に食べる。
子どもたちがそれぞれ慌ただしく必要な物を持って玄関先に出てくる。
「行ってきまーす」という子どもたちの声。
「はーい、行ってらっしゃーい、忘れ物ないねー?」
とママさんが玄関先へ出てきて見送る。
ママさんは子どもたちの食器を片づけ、流しへ運ぶ。
自分の分と子どもたちの分を洗う。5分。
ママさんも出勤の仕度にかかる。
パパさんは自分の使った食器を流しへ運ぶ。
いつの間にか習慣 (?) になっているらしい。
ママさんは時間に余裕があれば、流しに置いた洗い物を片づけてから出かける。
けれど、今朝は洗濯物があるので、干すことに専念している。15分。
パパさん出勤。ママさんも出勤。出勤までに行なった家事は1時間8分。
家事でかかっていた時間は? その推移はどうだったのか?
トイレ掃除は使った人が気になったところをその都度拭いてから出て来る。
これ、習慣になっています。
毎日短時間で掃除をしていることになる。5~6分。
トイレは一週間に一度、土日にしっかり掃除をする。1時間。
お風呂掃除も最後に出る人が、風呂から上がり際に毎日「ついで掃除」をして、しっかり水分を拭き上げてくれる。たいがいそれはパパさんだけど・・。
お風呂掃除も1週間に1度、しっかりやっています。
どうしても土日に集中してしまいますが。
「ちょこっと掃除」のお陰で、カビ発生は比較的抑えられているほうです。
家族は通学や通勤のために出かけてしまいました。
日中の時間は計測出来ないので、やはり家事は朝と夜の時間に集中するということですね。
ママさんは比較的定時に帰宅できる職場で働いているので、恵まれていると言えるのかもしれません。
6時過ぎママさんが帰宅。帰宅途中で食料品や日用品の買い出しをしてきます。約20分。
ママさんは帰宅してすぐ、夕飯の準備に取りかかります。
その間に、お風呂の準備や洗濯物の取り込みをして、帰宅していた子どもたちがママさんを迎えてまつわりつき、ママさんは子どもたちと対話をしながら、洗濯物の仕分けをして、それぞれの持ち主に渡して、片づけさせます。
ながら家事なので、正確に時間の計測は出来ないかもしれませんが、夕飯までの時間は約1時間。
7時には家族に声をかけて夕飯が始まります。
帰宅してから夕飯までの時間を1時間と計測します。
この1時間にママさんは夕飯の仕度、子どもたちへの声かけ、洗濯物の取り込み、仕分け、洗濯物を畳む、お風呂の準備。
子どもたちとの対話、宿題や子どもたちの学校からの連絡帳を確認する。
一緒にテレビを観ながらパパさんの帰宅を待つ。約1時間。
たいがいのご家庭では、このようなながら家事をされているのではないかと思います。
だから、見えない家事時間があるのですね。
夕飯が終わり、子どもたちはそれぞれの食器を流しまで運びます。
子どもたちは、そこまではやってくれるようになりました。
夕飯を摂る時間も含めて約30分。
子どもたちが入浴を始める。その後、浴室の片付けをしながら、ママさんも入浴します。
子どもたちの就寝準備。10分。
午後10時前、パパさんが帰宅。
パパさんの夕飯。ママさんは付き合って話し相手をしたり、子どもたちの現状の報告をする大事な時間になったりもします。約30分。
その時間には、子どもたちもパパさんと少し遊んだりするのです。
午後11時過ぎ、子どもたちは寝る前に、明日の学校の準備。
パパさんの入浴タイム。
月曜日から金曜日までは大体このような時間の推移が見られます。
大きな洗濯物やトイレ、お風呂掃除のしっかり作業は土日に集中します。
が、普段から家族が都度掃除をしてくれているので、大掛かりにはならないのです。
言ってみればママさんの気が済むような感じの土日の家事は、しっかり作業がある割には、
日中、遊びに行ったり、普段作れない常備菜をまとめて作ったりする時間の確保ができました。
これは、子どもたちの成長によるものだと思っています。
子どもたちがもっと手のかかる頃は、仕事を辞めることも考えたことがあるのです。
● お弁当作り 15分
● 洗濯物の仕分け、洗濯機を廻す 10分
● 掃除機をかける 15分
● 朝食の食器洗い物 10~15分
● 夕飯準備 30分
● 夕食の食器洗い物 15分
● 子どもたちや夫の身の回りのアイロンかけ 20分
● 子どもたちとの対話や学校の連絡、宿題を見る 1時間
● 夫の夕飯準備 10分
● 夫の夕飯の後片付け 5分
● 寝る前の子どもたちとの対話 10分
● 午後11時過ぎから12時までの間にママは自分のために時間を使います。
まとめ
月曜日から金曜日までの時間は大体このような感じで過ごしています。
家事の時間は約3時間40分でした。
数字を見ると、何だか余裕があるのかないのか?
まだまだ、見えない時間があるのだと感じています。
テレビは必ず、何かをしながら見ているので(夫や子どもたちの服のアイロンかけなど)
最後までテレビを観たという感覚はありません。
ただ、時間を意識すると、何となく過ごしていた時とは違ってきているようにも思います。
もっと何か、工夫して充実した日々を過ごすことが出来るはずだと感じています。
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