とくに、自分からシングルマザーの道を選んだ場合と、シングルマザーにならざるを得なかった場合どちらも考えるだけでもキツイですよね。
とにかく一番の不安は金銭の問題です。
シングルマザーの半数が生活に窮困しています。
インターネットを見られる環境なら情報も仕入れられますが、そんな環境すら整っていない人もいます。
かろうじて、このページを見ていらっしゃる方は、情報が得られている訳ですね。
母子家庭は貧乏?子育ての不安あれこれ
母子家庭でもらえる手当を目いっぱい利用しましょう。
児童手当て 子供の住所が国内にあれば貰えます。
0歳〜3歳未満15,000円
3歳〜12歳小学校卒業時1子、2子は10,000円、3子以降15,000円
中学生は10,000円です。
ただし、所得が960万円を超えると支給は5,000円です。
手当の判定は毎年6月1日に行われます。各市町村からの情報を入手しましょう。詳細は確認して下さい。
児童扶養手当 子供の年齢が0~18歳に到達している場合、年度末に申請。
※前年の所得に応じて、全部支給、一部支給があります。これらの手当ては申請しないと貰えません。自分で役所に行って教えてもらいましょう。
・児童育成手当て 月15,000円 こちらは東京都の制度で、自治体によって制度名が違います
・特別児童扶養手当 重度の障害がある20歳未満の子ども養育している場合。
・母子家庭、父子家庭の住宅手当
・生活保護
・医療費補助(一人親家庭)
・医療費助成制度
・寡婦控除
・遺族年金
就職支援として、マザーズハローワークがあります。
その他にも補助や免除の制度があります。
国民年金の負担はとても大きく感じますが、免除または減額ができます。
諦めないで年金や健康保険の相談は役所に行きましょう。
年金も健康保険も必要なんです。滞納してしまったとしても、分割払いもできます。
滞納してしまった場合は早く相談に行きましょう。
保育料は自治体によって違いますが、免除しているところもあります。
本当にぼんやりと行く末を考えるより、役所へ相談に行かれることをお勧めします。そして忙しく動くのも生きる力になります。
それでも母子家庭の子育てはお金がないと不安です
母子家庭の悩みは圧倒的にお金です。
けれども、母子家庭やひとり親世帯にはたくさんの支援が用意されています。
ただし、こちらから動かない限りは案内は来ないのです。
お住まいの近くに、同じような境遇の方とか、ひとり親世帯の方と知り合いになって仲良くなれたら、支え合うこともできますが、なかなか外にも出られないので、出会いも難しいですね。
成長してくると、学費の問題も出てきます。でも大丈夫、しっかり支援制度を活用しましょう、学費の問題もなんとかなります。
小学校の高学年にもなれば、子どもは留守番も、ママの帰宅までしっかり家を守ることも出来るようになります。そうなればフルタイムで働けるようになりますし、高校や大学は奨学金の制度もあります。
ただ、もう一つの悩みとして上がるのは、健康面ですね。
もし、今自分が病気になったらどうしよう。すぐに生活に行き詰まるかも。
あるいは、子どもの重い病気が発覚した、なんて事もあり得ます。
ぜひ、相談できるところを作っておきましょう。親兄弟のところも安心ですが、地域にも生活や保育の援助をしてくれるところはあります。救済制度をよく調べてみましょう。
子供の成長に伴い悩みも変わってきますよね。
教育や進学の悩み、またしつけの悩みも膨らんで来ます。
なんとかここまで頑張ってきたのだから、と、何度も仕切り直しをして持ちこたえています。
が、ひとり親家庭の支援センターもあります、だめだと思うまえに相談に行きましょう。
母子家庭や、ひとり親家庭の子育ても生涯続く訳ではありませんよ。
まとめ
手に職って言うけれど、何か資格を取る、というのはどうでしょう?
保育士、医療事務、簿記、介護事務とか通信教育で取れる資格もあります。
保育士は実習がありますが、準備をしておくと、自分への保険になります。
ストレス解消のためにも自分の時間を作り、将来に備えておくといいですよ。
それこそコツコツと勉強する、資格がとれた!それがご自身の自信にもつながります。
ママが幸せなら、子供も安心なんです。ママが悲しかったり、辛かったりすると、その心は子どもに伝わります。いろいろなことに我慢し過ぎないことも大切なんです。
「よくあの困難を乗り越えて来たなぁ、どうやって乗り越えたのか、必死だったからわからないよ」なんて、早くに夫に先立たれた祖母はよく言っていました。
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