お風呂の掃除はシャワーで水を流すので、手順を間違えると、二度手間になっちゃいます。
天井を後回しにしたら、床がまたビショビショになってしまいますよね。
だからしっかり順序を考えてからにしましょう。
▼使う道具
お風呂用洗剤
ハンドブラシ
スポンジ
メラミンスポンジ
乾いたタオル1枚(古い物の方が水分吸収もいいし、扱いやすいので)
バスタオル1枚(バスタオルも古い方がいいと思います。理由は乾いたタオルと同じです)
換気扇の掃除は一番最初にやりましょう。まだバスルームが濡れていない状態の時にします。(半年に一回くらいの割合で)必ず、スイッチを切ってからにしましょう。
薄めの台所用中性洗剤を使って溶液を作り、それを染み込ませた布で化粧パネルつづいてカバーを拭いていきます。 そのあとは乾いたタオルで水気を拭き取ってください。
落とした埃は掃除機で吸ってから、通常の手順で掃除します。カバーを外して、ブラシでゴシゴシ埃を落とします。
▼窓があれば、全開にします。掃除の終わった換気扇を回します。
▼中の小物を洗う。
小物ってシャンプーとかリンスとか、ご主人の髭剃りとかですね。
※これは明日からは浴室の中には置かないためで、今回は先に洗って、流して拭き取り、外に
出しましょう。
▼シャワーで天井以外に水をかける。
▼スポンジにお風呂用洗剤をつけて、ドアの表、裏、レール、壁面、洗面台、浴槽の中と外、
排水口、床、など、天井以外をすべて洗剤で洗います。
▼天井半分を洗剤で洗い、流し、バスタオルで水分を拭き取ります。残りの半分も同様に。
▼その後は全体に上から下にシャワーを動かしながら、すべての洗剤を洗い流して、バスタ
オルで水分を拭き取ります。
▼換気扇はその後30分ほど回しておきます。
手順はこんな感じです。
先に出した小物は、小さなカゴに入れて、お風呂に入るたびにに銭湯に行く時のように持ち込みます。
うちは棚に小物を並べて置いて、空のカゴに使う道具をそれぞれ自分で入れて持ち込み、最後に洗って、流してからきれいに拭いて元の棚に戻しています。
三分とかからないので、おススメします。
理由はカビや滑りの防止なんですよ。
浴槽の下に隙間がある場合の掃除
エプロンの存在、意外にも知らない人が結構います。
エプロンって、バスタブを保護するパネルなんです。バスタブと一体化して見えているので意外に知られていません。
説明書をよく読んでみてくださいね。説明書がどこにあるか分からない場合は、両手が入る隙間があり、手前にガタガタ動けば、それがエプロンです。
指が掛かる場所があるから、だいだいの場合は手前に引き上げながら外します。
無理しないで、ハズレるポイントを探します。
うわぁードロドロだぁ。
床にバスタオルを敷き詰めてエプロンを置きます。
両面を洗います。裏目の格子部分はブラシで洗い、表のつるんとした部分はスポンジにバスクリーナーをつけて洗います。
垢が多い場合はあらかじめ水で流してから洗いはじめます。
浴槽の底が見える状態なら、高圧洗浄機がいいのですが、一般家庭にはないですよね。
風呂の床に蓋をして、水をためます。バスタブの排水口から水を侵入させて下さい。
そこにカビ取り剤を入れてしばらく浸したら、床の栓を抜きます。
ホースで水を送りバスタブの底を洗います。バスタブも洗い流します。
他の洗剤と混ぜません。窓全開です。
浴槽の下はカオスです注意と覚悟が必要なんだ。
ユニットバスの風呂掃除
ユニットバスの場合はエプロンも付いていないし、カオスなバスタブの底もない。
とくに注意するのはカビなんですね。
お掃除の仕方はこのページで説明した通りなんですが、とにかく隙間がないため、カビが発生しやすいのです。
カビは皮脂や石鹸カスを餌に繁殖します。
湿気と水が大好物。
45度から60度以上で死滅します。
最後に出る人が温水をかけて、乾燥すれば大丈夫ってことです。
ただし、これは、カビ菌を除去してからの再発防止ですよ。
ユニットバスはとくにピンクカビが発生しやすいですね。
ピンクカビといっていますが、あれはカビではないのです。
ピンクカビはロドトルラって酵母菌なんです。空気中に漂っています。
ロドトルラが生えると、そばに黒カビが発生するようです。
気がついたら、洗って乾燥させたあとで、エタノールを吹き付けておくと、再発防止になりますよ。
まとめ
プロのハウスクリーニングを依頼すると、一般家庭の浴室は1万5千円から2万円が相場です。
所用時間は1時間から3時間。
お風呂やトイレは油汚れがないので、お掃除しやすい部分になります。
お風呂の場合は大抵どの家でも、初めてプロの掃除が入る場合は水垢がべったり付いています。
それなのに、うちは毎日お掃除しているから汚れていないと言うのです。
手の平で、乾いた浴槽に触るとザラザラしていませんか?
湯垢が無ければツルツルしています。
湯垢を削ってきれいにするのがプロの仕事です。
でもそれは、主婦にとっては重労働。
へばり付いた湯垢さえ取ってしまえば、プロなら三十分で、完璧なお掃除が終了します。
ガチガチの湯垢に気がついたら、一度だけプロに依頼するのもいいですね。
そしたらあとはラクラクキープできますよ。
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