5月1日 10月22日の祝日に思うこと

5月1日カレンダー

「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律」について

天皇の即位の日の平成31年(2019年)5月1日及び即位礼正殿の儀が行われる日の平成31年(2019年)10月22日は、休日となります。また、これらの休日は国民の祝日扱いとなるため、平成31年(2019年)4月30日と5月2日も休日
となります。
                 引用:内閣府 国民の祝日についてより

この内閣府の発表は2019年のみの一時的なものなのでしょうか?

5月は気候もよく、緑爽やかな印象があり、暑くもなく寒くもなく、花は咲き乱れ、風薫る云々・・。

5月生まれの私には自慢の月なのですが、このご即位の日、5月1日は今後も祝日になるのでしょうか?

そのように決まったのか、これからなのか、よく分からないのです。(笑)

上にあるように、2019年5月1日(水)と10月22日(火)はご即位に関する儀式が行われるため、国民の祝日になりますね。

祝日が増えるのはいい事なの?
正直言って今は、困る人の方が多いような気もします。
非正規の方が圧倒的に多いから、祝日が増えて休みが増えるのは生活に直接響いてきますからね。
ましてや10連休!?

10月22日も今年のみなのか、これからは○○という名称をつけて祝日になっていくのか?

そして、今上天皇が即位されたとき、即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)の日はお休みになりましたっけ? 悲しいかな、覚えていません。

調べたところ、今上天皇のこの儀式は1990年(平成2年)11月12日に挙行されました。

この即位礼正殿の儀は、諸外国に対してのいわゆる「戴冠式」「即位式」にあたるもので、新天皇が内外に即位しました、とお知らせする儀式ですね。

新天皇が即位される5月1日から元号は令和に改元される

令和、れ・い・わ、管官房長官の口から出た時、ちょっと驚きました。
まったく予想していない言葉の響きでしたから。

昭和、平成と連なって令和、私自身が3つの元号の下で生きていくことになります。いや、そういう方も多いのですが(笑)。

平成生まれの方々は2つの元号。個々人の元号の数が増えるというのはどうなんだろう?
今、100歳以上の方々は4つになるんですね。大正、昭和、平成、令和・・。

ちなみに2019年現在、日本の最年長者は、北海道在住の野中正造さん、112歳です。
明治38年生まれですから、5つの元号を生きていくことになります。

明治に入ってから、元号は1世に1つと決められましたので、これはスゴイことですね。

年中元号が変わった大昔のような、年を数えるのが面倒になる、そんな気分ですよ(笑)。

令和、令和と口に出して言ってみると、なるほど、悪くはないか・・、という気になってきましたよ。
この令和、語尾を上げるの? 下げるの? と話題にもなりました。
まあ、どっちでもいいような気もしますが。

2019年5月1日に入籍するカップルがどっと増えそうですね。
そのことも今話題になっています。

賛否両論いろいろありますが、元号は押し付けだとする意見もあり、では西暦は押し付けではないのか? 元々西暦はイエス・キリストの誕生から始まっているのではないの? これは西洋の宗教からきているではないか、という意見も・・。

しかも、キリストは西暦1年生まれだという説が間違っていた? ことが判明したようで、複雑怪奇です。ちなみに昔は0という概念はなかったそうで。正確には西暦3年生まれだとか、そんな説もあるのです。

今は世界中の人々が何の疑いもなく西暦を使っていて、今更変更することも出来ないんですよね。

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それを考えれば不思議ですね。日本はいつから始まったの?
いつから日本と呼ぶようになったの?
子どもたちに聞かれて正確に答えられるのか?
まったく自信がありません、いやだって分かりませんもの。汗)
だから「建国記念の日があるんだ!」と叱られそうです。

5月1日 10月22日の儀式って具体的にはどんなものなの?

皇居二重橋

いってみれば30年ぶりの儀式になりますね。

即位の日と即位式の日が違うのって何とも違和感を感じますが、これも伝統だと言われればそうなのねぇ、と納得するしかないのですね。

4月30日午前4時40分から退位の儀式が行われます。

正確には、皇族の方々が決められたお部屋に集まり、午前5時、今上天皇陛下、皇后陛下が「松の間」にお入りになり、その時、剣璽(けんじ)を持った侍従が続いて入り、皇族の方々が続きます。

首相が今回の特例法に基づき退位を表明した後、今上天皇の最後のお言葉がある、ということです。

それで退位礼正殿の儀は終わります。

そして5月1日、午前10時過ぎに集まられた皇族方、参列者の方々が決められたお部屋に入られ、10時30分に新天皇が「松の間」に入られる。

そこで剣璽(けんじ)等承継の儀が行なわれる。

三権の長や閣僚ら26人。皇族は成年男性だけが入られる。
女性が加わると憲法上いろいろややこしくなるらしい?

午前中には終わるようです。

三種の神器って、平家物語で初めて知った言葉ですが、なんだか、平安の御代を思い起こさせる儀式ではないでしょうか?

10月22日は2019年限りの祝日になりますね。

昨年(平成30年)12月の法改正で、新天皇が公に示す即位礼正殿の儀が行われることになりました。

けれど、知っていた人は少ないみたいですよ。

新しく天皇の位についたことを公に告げる一連の儀式

剣璽等承継の儀 剣璽等承継の儀は、皇位を承継された証として歴代天皇に伝わる剣璽、御璽、国璽を引き継ぐ儀式です。2019年5月1日(水)

即位後朝見の儀 即位後朝見の儀は、天皇が即位なさったあと初めて公式に三権の長をはじめ、国民を代表する人々に会われる儀式のことです。2019年5月1日(水)

即位礼正殿の儀 即位礼正殿儀は、即位の礼の中心となる儀式で、各国首脳や国家元首が参列し、即位した天皇が日本国の内外に、即位を宣明する儀式です。2019年10月22日(火)

祝賀御列の儀 祝賀御列の儀は、広く国民に天皇の即位を披露され、祝賀を受けられる儀式です。2019年10月22日(火)

饗宴の儀 饗宴の儀は、国民の代表や外国の賓客などが招待され、天皇の即位を祝福する祝宴です。2019年10月22日(火)、25日(金)、29日(火)、31日(木)

引用:日本文化研究ブログ

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私など、生まれた時から昭和天皇や今上天皇がおられる世で過ごして来ましたから、あまり違和感はないのですが、身内には反発をもろに顔に出す者もいます。

税金を使って云々と。では、法律を変えなくてはなりませんよね。

遠い将来、どうなっていくのかは分かりませんが、令和の時代も今上天皇の仰られた「戦争のない時代」であることを心から願っています。

まとめ

パソコンで仕事をしていた割には、ネット環境に疎くてネットで何が流行っているのか、あるいは皇室に関して何が言われているのか、あまり知りませんでした。

昭和から平成に変わった頃は、そのネットに疎い時代だったから、今度、この元号が変わるということに何だか1人で感慨深い思いをしています。

それだけ年をとったということでしょうか (笑)。

いずれにしても、令和の時代は子どもたちが生きやすい世の中であることを心底祈ります。

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