冷蔵庫の買い替えはいつがいいの? たまたま引っ越すことになって・・

古い冷蔵庫を後生大事に使い続けるよりも、新しい冷蔵庫に買い替える方が得になります。

贅沢してはいけないという身内の言葉に逆らって(?)、引っ越しを機に買い替えることにしました。

冷蔵庫って新しい機種ほど消費電力は低く抑えられるようになっているし、さまざまな便利機能を備えていますよね。

冷蔵庫はいつも動いているので、いつコンセントを抜けばいいのかなどは、引っ越しが決まった時点で調べました。霜取りと水抜きの時期とか、残ってしまった食品の処分とか、まだ捨てるには十分に残っている調味料とか。

実は、引っ越し直前まで冷蔵庫の買い替えを考えていなかったのですが、ふとこの機に買い替えちゃおうと思ったのです。

何しろ購入してから15年も使ってきたので電気代もかかるし、使っていて不便なところもあるし、表面もかなり汚れが目立ってきたし・・。

引っ越すのだから古い冷蔵庫は買い替えようよ!

以前、引っ越しの記事で冷蔵庫に関する注意事項に、霜取りと水抜きが必要と書きました。それは引っ越し先に冷蔵庫を運ぶパターンのお話でした。

新しい冷蔵庫の購入は、購入する機種を決める前に新居の台所を見て計測しなければなりません。どこに設置するのか、横幅と奥行き。それを運ぶ道筋も冷蔵庫1台が通れるかどうかも調べて置かないと。廊下やドアの幅なども見ておく必要があります。

左右の幅が完璧であっても、新しい冷蔵庫が入ると奥行きが意外に深かったり、他の家具や家電よりも前方に飛び出してしまったという可能性もあるわけです。

冷蔵庫の買い替えで古い冷蔵庫はどうすればいい?

では古い冷蔵庫の処分方法は、リサイクルショップに売る? まだまだ使える場合ですね、故障していなければということになります。

年式や型番を調べてということになりますが、大体7年間なんですね、売れる売れないは。
ショップで引き取って貰えるかどうかを確認しておくといいですね。

また新しく冷蔵庫を買うわけですから、当然下取り可能かどうか、無料引き取りが出来るかどうかも確認しておきたいことです。

2001年4月に家電リサイクル法が施行され、今はリサイクル料金を払って引き取ってくれますから、そんなに神経質に心配する必要はなかったのですね。

万が一、購入時と引き取りのタイミングをずらしたいときなど、古い冷蔵庫を自分で処分する場合などは、住んでいる地域で「特定家庭用機器再商品化法」(家電リサイクル法) に該当する製品の取り扱い方法を確認して手続きをしてください。

知り合いなどに譲りたい場合には、新しい冷蔵庫が到着する前にその冷蔵庫の転送が完了していればいいのですが、転送が遅れれば、新しい冷蔵庫が到着したのに置く場所がなく、古い冷蔵庫がまだ居座っている状態になってしまうのも困りますよね。

古い冷蔵庫は搬出するまでに残っている食材は使い切るようにして、不要なものは処分してしまいましょう。日数を計算して必要なものだけ購入し、搬出に備えておきます。

冷凍庫付きの冷蔵庫の場合、長い間に使っていくうちに内部に霜が蓄積しています。電源が切れた時から庫内で温度は徐々に上昇し、霜は溶けて水になり、下の受け皿へ流れ込みます。

冷蔵庫を輸送する場合は、前日にコンセントを抜いておいて、朝になったら溜まった水を捨てる必要があると言われています。冷蔵庫付近には雑巾などを置いておくようにということも以前の記事で書きました。万が一の水漏れを防ぐためです。

電源が切れるまで徐々に庫内の温度は上昇し、霜が溶けて水が流れ出す場合があります。その水を受けるために底に受け皿があるのですが、その受け皿の中で水分は蒸発します。が、冷蔵庫を輸送する場合、その水が流れ出すこともあります。よく言われる、前日にコンセントを抜き、朝に溜まった水を捨てる必要があるというのはそのためなのですね。

以前の引っ越しで、トラックに冷蔵庫を積む時に水が流れ出し慌てたことがあります。

ただ、最近では、電源を入れたままで搬出直前までしっかりと凍結していると、コンセントを抜いても、不必要にドアを開けない限りは輸送中に霜が溶けても水は受け皿にいきますから、漏れることはないと思われます。

そして直前まで電源をオンにするように指示されるケースも増えているのですね。

下取りの場合は、冷蔵庫を購入するお店に電源を切るタイミングを相談してください。

リサイクルショップに販売する場合は、目的地で電源を入れてすぐに使用を開始するなどはないと思われますので、前日に電源を抜いて準備をしておいてください。

知人に転送するときは、相手がすぐに使い始めるということであれば電源を入れておくことをお勧めします。前述したように、冷蔵庫の電源を再び入れても冷却を開始して冷え始めるのには時間がかかるからです。