子育ては大変です。それは間違いないのですが、余裕のある子育てをしている人がいますよね。
かと思うと、人が見ている前でもイライラMAXで子供を叱りつけるお母さん。
手に持っていたゴミを落としたくらいで、どうしてそんなに叱るのですか?
子供の怯えた目が見えていますか?
ストレスを子供にぶつけてはダメ。
子供は単に、ゴミを持っているのがめんどくさいから捨てただけ。悪意なんかありません。
ママは叱らないで、「このゴミ、ママにちょうだいね」って、拾ってバッグにでもポケットにでもしまってしまいます。
家に帰ったら、ゴミ箱に捨てる様子を見せて上げます。
忘れているかも知れませが、ママはなにもかも教えて上げて下さいね。
小さな積み重ねがあって、子供は成長します。
次の日に、もしかしたら子供の方からハイって、邪魔なものや要らないものをプレゼントされるかも知れませんよ。
そしたら褒めて上げて下さいね。
注意深く見守ることで、意外な一面や個性を感じるかもしれません。
一歳の子育てでイライラすること
一歳は成長がもっとも激しい時です。
離乳食を食べ始めたり、言葉を話し始めたりします。
ハイハイからヨチヨチ歩き、伝い歩きと、日々成長して行くので行動にびっくりしてしまうこともしばしばです。
ある日、耳元で「ママ」と言った!
毎日が感動の連続です。
子供にも自我が芽生えますから、支配はやめて下さいね。
一歳になると、伝い歩きしながら、テーブルの上のものを落としたり、投げたりします。
これを成長過程として、笑いながらやり過ごすか、躾けが肝心としてイライラするかは、ママ次第。
投げる行為は一般的な行為です。成長過程の行動の一つなんですよ。
叱るのではなく、言い聞かせと、次の提案をします。
一歳児でも、基本的な感情は大人と同じなのです。
喜怒哀楽はすべて持ち合わせているから、気に入らないとか、これじゃないって思ったら投げることで伝えています。
伝える手段がそれしかないのに、叱ったら混乱するばかり。
「これがいいの? こっちが欲しかったの」
って、伝えたかったことを理解して上げて。
やがて、うるさいくらいに話しかけてきますよ。
二歳の子育てでイライラすること
イヤイヤ期とこれなあに? が同時にやってきます。
前頭前野の発達時期なのです。
自分で判断する方法が見つけられなくて、もどかしさに暴れます。
バギーに乗せると、歩くと大声で泣きます。歩かせようとすると、乗るんだとぐずります。
人目もはばからず泣きわめくときには、どうしていいのか途方にくれます。
こんなときには、二択にします。
泣き声が小さくなったときに、歩くのか、バギーに乗るか。
それでも泣いたら、手を握り、目を合わせます。しーっと口に手を当てて、もう一度聞きます。
もしかしたら、ほかの理由で泣いているのかな?
考える時間を与えて下さい。
急いでいるかも知れませが、少し考える時間があれば、脳は頑張ります。
二択なら、お返事できるはずです。泣きわめいているときには、お返事はできませんから、
少しずつ静まるのを待って下さい。
イライラする理由があります。
なんでもかんでも怒っているわけではなく、二歳から三歳は不安でいっぱいです。
ママがいつもと違う服を着ているだけで、ママと判断出来なかったり、いつもと違う場所、
見たこともない人と話をするママ。
お皿に知らない食べものがある。
それをいきなり口に入れたら吐き出します。
これはおいしいよって目を合わせて言って見て。
すべてがその調子、魔の二歳または秩序の二歳。
いつもと同じがいいのです。
違うことをする時には説明します。
なぜ、なにの問いかけも根気よく教えて下さい。
やがて成長して、次の大変な階段を上ります。
まとめ
イライラして、大声で叱ってしまう。
震えるほど、子供を追い詰めてしまう。
手を上げることがある。
そして、自己嫌悪に陥ってしまう。
手を上げてはダメです。いかなる場合も、例外なく、ダメです。
「産まなきゃ良かった」もダメです。
堪えましょう。
ではどうにもならないイライラは、どうしたらいいの?
それは口に出して、誰かに相談します。
ご主人や、母親に虐待しそうで怖いって、口に出してみて。
実はね、誰でも一回や二回、感情に任せてしまうことがあります。
だけど、コントロールできない自分を見つけたら、信頼のおける人に相談します。
大した答えはないかも知れませんが、口に出すことで、自覚が生まれます。
少し楽になり、ホッとします。
また母親やご主人から、思わぬアイデアや支援が得られるかも知れません。
子供にはまだ悪意はないのです。ただ理由はあるのです。
言い訳をしたくても、どうしていいのかわかりません。ママが大きな声を出すのは怖いのです。
さあ、黙って聞いて上げて。
「これが嫌だったの?」
「眠たいの?」
「ちがうー」って言ってくれたらしめたもの。
ああ、理由があるのねって、ホッとしてください。
あまり長く泣くようなら、どこか具合が悪いかも知れません。
知らないうちに、足をぶつけてしまったとか、お腹が痛いとか。
叱っているひまはありません。
子供が大きな声で泣く理由を早く推理して上げましょう。
とにかく、子供相手に感情的にならないで。ご主人に八つ当たりも危険ですよ。
ぐっと感情を抑えてからです。
落ち着いてから、自分でなにが引き金になって叱ったか、思いだします。
そして、次に同じようなことが起こったら、どうするのがベストだったのか、答えを出しておきましょう。
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