入学式がいよいよ近づいてきました。卒園式が終わってホッとしていましたが、
のんびりしている訳にはいきませんよね。
子どもにとっては、大切な門出です。
入学式って、どんな流れで段取りしていけばスムーズにいくのか、
先輩ママさんの経験を聞いて、子どもにとって、
思い出に残る入学式になったらいいなと思います。
入学式はこんな流れになります。
子どもの入学する小学校は、平日に入学式をすることになっているので、
夫婦で仕事を調整して、下の子は夫の妹がわざわざ我が家に来てくれて、
預かってくれたのです。
私たちは二人揃って出席したかったので、妹の好意に感謝です。
我が子が入学する小学校は、子どもの足で徒歩12、3分です。
親子三人で登校して、クラスが書かれている掲示板を確認しました。
受付でクラスに関する詳細の説明を受け、
子どもは迎えに来た六年生の優しそうな女の子に連れられて、
自分のクラスになる教室へ向かいました。
保護者である私たちは案内に従って体育館に入り、
そこにおられた先生に案内され、着席。
やがてクラスごとに新一年生が入場してきました。
式の行われる体育館は広めで、天井も高く、清々しさを感じました。
娘は少し緊張気味でしたが、皆と一緒に座席に座りました。
入学式が始まりました。
校長先生の入学祝いと歓迎の挨拶があり、
続いて教育関係の来賓の方々がお祝いの言葉を述べられました。
子どもはきっと何を言われているのかまだ分からないでしょうね。
ただ、上級生からの歓迎の言葉の時にニッと笑ったように見えました。
娘の姿が垣間見えたのはラッキーでした(笑)。
子どもにとっては長く感じたであろう入学式が終わって、
私までホッとしました。
約1時間程の式でした。クラス担任の先生に連れられて、
新一年生が退場していきました。
子どもたちは教室に戻って、担任の先生から学校生活の説明を受け、
教科書や指定のノートや道具の配布が始まっていました。
それから、クラスごとに親子で記念写真撮影をして、下校となります。
少しの間、学校の正門前で各々記念撮影をして、と話していたのですが、
入学式と書かれた立て看板の前には長い行列が。
夫は仕方がないので、後を私に託して、
その足で出勤していきました。お疲れさま!
私はこの日のために、有給休暇をとっていましたから、
「どうしてもそこで撮った写真を残したい!」と、
行列に並び順番を待ちました。
娘は早く帰りたがったのですが、私が欲しかった写真ですから。
入学式の式次第とはどんなものでしょう?
なんだか厳めしい雰囲気の入学式です。
子どもがじっと座っていられるか心配でした。
学校によって違いはあるそうですが、先輩ママさんのお話では、
どこの学校も、大体45分から50分位だろうということでした。
「大丈夫よ、案外子どもってしっかりしているものよ」
先輩ママさんは励ますようにそう言って笑っていました。
▼一同起立して礼、着席
▼入学式開式の言葉
▼国歌斉唱
▼校長先生の式辞
▼来賓の紹介と式辞が述べられ、祝電の披露
▼上級生の歓迎の言葉(上級生の代表)
▼新一年生のクラス受け持ちの先生を紹介
▼校歌斉唱
▼閉式の言葉
▼一同礼
普段とは違う雰囲気に神経質になって、
子どもの中にはトイレに行きそびれてしまったり、
突然、トイレに行きたくなることも出てくるかもしれないですよね。
入学式の前日や、当日の朝に、「式の前に、トイレに行っておけば安心ね」
と優しくいい聞かせ、本人も素直にうなずいていました。
ママさんの中にはそれが一番心配、という方もおられるでしょう。
入学式当日に準備するものって?
子どもの持ち物は?
・ランドセルまたはそれに代わるバッグ
(教科書や用具、ノートなどが配布されるのでそれを持ち帰るためです)
・筆箱
・ハンカチ、ティッシュ
・上履き
・上履き入れ
保護者の持ち物は?
・入学・修学通知書(事前に自治体から送付されています。
・(本人確認のためだそうです。ずい分時代が変わったこと!)
・教室入室用の室内履き
・靴を収納する袋(レジ袋でも、布製でも可)
・セカンドバッグ(ランドセルには入らない配布物がある時のため)
・本人の小さい弟妹などを連れて来なければならない場合は、退屈したり、
・騒ぎ出さないようにおもちゃやお菓子を用意しておく
・カメラやビデオ等
※カメラやビデオ撮影などは、他の保護者へ迷惑をかけないようにお願いします。
連れて来た下の子が飽きてしまったり、グズり出した場合は一旦その子を連れて
外に出て見るのもいいかと思います。
式の後、教室に戻ったら、何をするの?
保護者も教室に入って参観できました。
一緒に先生のお話を聞くことができるようになっていたのです。
教室の後ろ側に立って、これから何度か訪れる参観日って、
こんななのか~と思いを致しながら、
もっぱら、娘の様子を見ていました。
ただ、これもそれぞれ学校によるので事前に確認が必要ですね。
子どもたちは、自分の名前のシールが貼られている机に座りました。
まず、先生は自己紹介から始め、続いて新入学歓迎の言葉を話されました。
それから配布物の確認、明日からのスケジュール、そして、
新入生として気を付けなけれいけないことなどを、
わかりやすくお話してくれました。
まだ緊張が抜けないような子どもたちは、時々後ろを振り返って、
自分の親を探したりしていましたが、
先生はそれを見て、優しく注意しながら、
話しを戻されていました。
子どもたちは教科書や指定のノート等のほか、
翌日からの時間割表について話され、
保護者は、入学後に家から持参しなければならないものについての
説明を受けました。
さあ、小学生生活が始まります!
この3月までは保育園や幼稚園で、
まだまだ半分赤ちゃんみたいだったわが子が、
入学式で、制服やいつもよりきれいめのきちんとした服(笑)を着て、
ランドセルを背負った姿を見ると、
大きくなったなあと感慨深い思いになりました。
小学校は学校自体が大きくて、同級生の数や、
大勢いる先生たち、また学校の設備など、
それまでの環境とはまったく違ってしまいますよね。
そのような中で「うちの子は大丈夫?」
「初めての先生のお話をちゃんと聞くことができる?」
などと親は心の底から心配してしまいます。
けれども、我が子はそんな心配はしなくていいよ、とばかりに、
しっかり今日一日を体験しているのを見て、
またもや、大きくなったなあと思う親馬鹿です。
さいごに
先輩ママさんが言っていたように、
子どもってそれなりにしっかり大きくなっているのですね。
またもや、感慨深い思いに涙が出そうになりましたよ。
今日の入学式が長く、この子のいい思い出になりますように、
と願わずにはいられませんでした。