一人っ子だからって、特別な環境に置かれている訳ではないですよね。
三人兄弟で、男の子二人で一人が女の子だったり。
一番言えるのは、生まれてくる環境はそれぞれで、一人っ子だからって気にする必要はないですし、特別じゃないってこと。
一人っ子で、お母さんたちの悩みを聞いてみると、一番多いのは、一人っ子だからわがままで困るというものです。
性格は持って生まれた遺伝的な要素もあります。一人っ子だからってわがままなことではなく、育て方なんです。
一人っ子だから、一人でいる時間が長くて可哀想って思うことが、甘やかし過ぎることにつながるのかも…。
一人っ子は兄弟姉妹のいる環境を知らないので、特に寂しさは感じないようです。
過保護になったり過干渉になったりして、自立心の芽生えが遅くなるケースがあります。
またたくさん子供がいる家庭に比べると、子育ての資金に余裕がある家庭が多いですね。
オモチャやお菓子を与え過ぎないことも大事です。
保育園に行くようになり、遊具やオモチャを独占しようとします。
一人っ子にとっては当然のことで、みんなで遊んだ経験が少なかったり、オモチャは自分のものですから、わがままではないんですよ。
一人っ子の子育ての悩み 幼稚園の友達とうまく遊べない
一人で遊んでいたのですから、集団での遊びは幼稚園に上がってから覚えて行きます。
はじめは一人で隅っこにいても心配する必要はありません。
寂しくもないし、悲しくもない。疎外感もありません。
うちの子、一人きりでいる。先生は何してるの?
先生は遊ぶ様子を見ています。一緒に遊ぼ!
誰かが声をかけてくれます。
そこからがスタートなんです。
イヤって言ったとしても、一緒に遊ぶってことを意識し始めます。
友達が遊ぶ姿をチラチラ見て興味が湧いてきます。
無理矢理、グループに入れたりすると、失敗するケースがあるの。
自分の中で、これならできそうってわかったら、遊びの中に入って行きます。
大人が思う以上に考えています。
絵本を一緒に読みましょう。
みんなで助け合う話や、親友ができる話、意地悪な子がいたらどうする、なんて話でもいいんですよ。
人と関わると、たくさんの問題が出てくることを、お話を通じて教えておくことがいいのです。
絵本の読み聞かせは、幼児期の大切な課題です。
テレビではなく、信頼できるママからたくさんの情報を教えてあげて下さい。
また手先を動かす折り紙や、記憶力と観察力を鍛えるお絵かきも大切です。
手を動かしながら、脳を鍛えましょう。
公園や図書館に行って、お友達とお話しする機会を作ってあげます。
集団生活にいきなり入れたらショックが大きいので、少しずつ慣れさせていきましょう。
小学生の子育て 悩み大変なのはどんなこと
- なんでもやりっぱなし、着替えても脱ぎっぱなし、読んでいた雑誌や本、文房具さえ散ら
かしっぱなし。 - 言うことを聞かない、無視する。
- 宿題やらない、勉強もしない、なにもしない。
だいたいね、みんな同じようなものなのです。
することといえば、ゲーム、漫画、テレビアニメ。習い事もすぐに飽きちゃう。
我が子の将来が見えません。可愛くないどころか、愛情すら感じない。
出来るなら育児放棄したい。
親御さんはみなさん、大なり小なり同じ悩みを抱えています。
あなたは親に対してどうでしたか?
この子ほどひどい態度は取らなかったし、お手伝いもした。
子供の立場からすればその程度のことなんです。
子供たちは親がまさか、そこまで思い詰めているなんて思っていないの。
宿題なんてしなくてもいいじゃない。学校で先生から叱られて、何度も同じことを繰り返したりはしないでしょう。
勉強も、どこかで必ずやるようになります。
あれ? 今日は宿題しろって言わないけど、まだ言わない?
ギリギリになってさっさとやっています。
言わなくてもするでしょ。
しばらく放っておいて観察しましょう。お腹がすいたら、晩ご飯はなに?と聞いてきます。
明日の体育の服がないって言ってきたら、洗濯カゴに入れないとやらないよと言います。
ピンチです。
明日どうするのって泣いたり暴れちゃうかも知れないけど。
コインランドリーに行こうって誘ってみて、子供もセッパ詰まっているから、ついて来るんじゃない?
行かないって言ったら、仕方がないので放置です。親が本気なんだと分からせて下さい。
だって当たり前ですよね、洗濯はしてあげるけど、脱ぎ散らかしたものはしない。
まとめ
幼稚園で友だちがなかなかできない、親ならそのことを心配したり、やきもきしたりしますよね。でも、必ず、友だちはできます! 生まれた時から2歳、3歳位まで、一人っ子でたっぷり親の愛情を受けとめてきた子供は「親から愛されている」という自信を持っているものです。だから、大らかで優しい子供が多いな、と思っています。保育園や幼稚園で同じ年ごろの子供たちと初めて関わるのですから、はじめの内は戸惑うこともあるでしょう。遊具やお昼寝の時間でも、何度か行き違いもあるでしょう。けれど長い目で見てみると、いつの間にか仲良しさんがいるものですよ。
いじめや登校拒否レベルは普通じゃないので、子供の様子には気を配ります。
叱るばかりじゃなくて、叱るエネルギーを聞くエネルギーに変えてみて。
子供は自分の手に余ることがあると、必ずSOSを発信します。
わがままで行きたくないって言っているのか、いじめに巻き込まれているのかを観察します。実は厳しい親ほど見逃しがちなんですね。
親の方も心にゆとりを持って、子供の様子を見守ることが必要ですよね。
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