尋常じゃないお子さんの「癇癪」、ぜひとも、一人で抱えず、ご主人やお母さん、ママ友、相談センターなどに相談にいらしてください。
子育てで一番悩むのは、言うことを聞いてくれない、この「癇癪」を起こす「イヤダー」ですね。
本当に信じられないくらい、アマノジャクな行動を取ったり、ついさっきまで機嫌良く遊んでいたのに、突然、イヤダーイヤダーと言い出したり。
あげくにママが急いでいるとき、すぐに出かけなければならないときに限って、イヤダーの連発。泣き出す。こっちが泣きたくなる思いですよね。
時間のないときに限って、「またかあ」とうんざりしているママさんはたくさんいらっしゃると思います。
どうして、子どもは言うことを聞いてくれないのか。
子どもには子どもの気持ちがあって、何かを伝えようとしているのかも。
けれども、うまく伝えることができないので、「癇癪」を起こしているのですね。
誰にでもある時期なのはわかっているのですが・・・。
何故、突然イヤダを言い出し、言うことを聞いてくれないのか?
お出かけの仕度をして、着替えをさせようとしたら、いきなり、イヤダ!と言い出して泣きだしてしまう。
ああ、そうか、遊びに夢中になっていたんだね。
困ったな、そろそろ出かけないと・・・。
そんな時は、仕方がないから何をして遊んでいたかをチラッと見て、その遊びに付き合ってしまいます。
お出かけのきっかけを一生懸命探して、誘導しようという作戦。
けれど、敵もさるもの、なかなかきっかけを見い出すことができません。
飽きるまで付き合うと、「ママ、お買い物に行きたいんだけど、お留守番できる?」
一瞬、ポカンと私の顔を見て、それから盛大に「イヤダー!」と叫ぶ。
遊びの中断が嫌なのか、ママが出かけるのが嫌なのか、残される不安が湧き上がってパニックになったのかは分からない。
いやあね、置いていくことなんてしないのに。
「うんうん、イヤダね。そうだよねー」
娘にそう言うと、また、一瞬ポカンとしたあと、着替えさせようとした服を自分で持ってきた。
「お着替えするの?」こくっと頷いて、私に渡す。
かくして、無事に娘はお着替えを済ませ、私の後をちょこちょことついてくる。
娘の姿を目の端にとめながら、手を伸ばすと、娘の小さな手が私の手にすがりつくように触れて来る。
手をつないで一緒に歩く。子どもの歩調に合わせて歩く。
そんな時に通りすがりの主婦の方や、お年寄りが娘を見て微笑んでくれる。
娘は、恥ずかしそうに私の手をギュッと握って緊張している。まるで別人?
毎日がこんな調子。
夕べは夕飯前に盛大にパパさんと喧嘩をしていたっけ。
珍しく定時帰宅のパパさんが娘と遊ぼうとした時、いきなり「イヤダ!」と言い出した。
パパさんは寂しそうにしていたけど、「じゃ、パパは風呂入るね」と、誰に言うともなく浴室に向かうと、追いかけるように娘はまた「イヤダー」と叫んで、
パパにしがみつく。なんでなんだろう?
結局、一緒にお風呂にはいって、ケラケラと笑っている。
つくづくパパとお風呂の好きな子だ。
何がよくて、何が嫌なのか、本当に分からない!
母親は言うことを聞かない子どもに怒ってばかりだけど・・
あんまり「イヤダ」を連発されると、私もついつい怒って怒鳴ってしまいます。
2歳、3歳のころのイヤイヤ期は何とかクリアしたけど、このいわゆるプチ反抗期には本当にうんざりしています。
1歳前後から始まる「アレ何?」「コレ何?」から始まって、確実に成長している我が子。
けれど、この「イヤダー」には心底疲れますね。
何か言いたいのだろうけど、うまく表現出来ないから、「イヤダー」で拒否しているのかもしれませんね。
ストレスでも抱えているのかと心配もしたけれど。
先輩ママさんの助言で、まず、話しを聞いてあげることに注力しました。
でも、主婦は忙しい。もうすぐ夕飯の仕度、買い出しにも行かなければ、と焦ってしまうのです。
そんな時に決って「イヤダー」と泣き出す。なんで?
じっと我慢して、話しを聞こうとすると、遊んでいた道具を「はい!」と私に渡して「やれ」という。
内心イライラしながら、その遊びに付き合う。
そうしないと、また、「イヤダー」が始まり、泣き叫ぶ。
とにかく、散らかしたおもちゃを片づけて、ママは買い物に行きたいのだ。
帰宅したらしたで夕飯の仕度やら何やら、子どものお片づけには付き合っていられない。
また、怒ってしまった。本当にママは怒ってばかりだねえ。^^;)
うちの子だけかな?
ちょっと分からなくなって悩んでました・・
結局嘘のようにその状況は順々に改善していったのですが、これは自我の芽ばえた子どもの成長過程なんですかね?
今だって、自己主張は強いし、気に入らないとプイッと横を向いて、遊んでいたおもちゃに八つ当たり(?)するようなところがあって、本当にびっくりします。
しばらく放置、見守り放置してしまおう。
台所で立ち働く母親の姿を子どもはちゃんと見ている、ような気がして、いい加減なことはできないな、と気の引き締まる思いです。
私も母からは、「あんたも大変だったんだよ」とよく言われます。
それを言われると、ただ、苦笑して時間が過ぎるのを待つしかないのかな? と諦め心が・・。
もう少し大きくなればなぁと期待して待つことにしました。
身近なところでは実母、ママ友、先輩ママさんたちに相談して、そこから、行政の支援、相談できるところがあると聞かされて、ホッとしました。そうか、たくさんの子どもたちを見てきて、
指導してきたベテランの方達がいるんだなと認識を改めました。
本当に困ったら、いや、多少でも相談に出かけるのもアリだと思いました。
幸い、娘のイヤイヤは徐々に収まり、言葉で表現できるようになっていきました。
カタコトの言葉ですが、イヤなこと、やりたいことを何とか伝えようとするようになってきました。
そんな時の娘は、本当に可愛い! と思って、ギュッとしてしまいます(笑)。
義父からも「甘やかすな、だから言うことを聞かないんじゃないのかね」とか、「育て方がおかしいんじゃないの?」とご近所のベテランママさんから言われたり。
でも、もうそんな雑音は気にしないことにしました。
我が子も1人の人格を持った人間であることをしっかり頭に入れて、放置見守りは続けています。といってもほんの10分から12、13分ぐらいでしょうか?
私が我慢出来ないので(笑)。
まとめ
時々、児童相談センターへ行って、いろいろアドバイスを受けています。
「よくある、成長期の過程です、心配はありませんよ」と言っていただけて心が軽くなりました。
夫は本当に心配して、イヤダーイヤダと言っている娘を、悲しそうに見ていることもありましたが、積極的に話しかけて、何がイヤなのか知ろうと努力していました。
パパ大好きな娘は、私相手の時とは違って、一生懸命言いたいことを話そうとしていました。
その姿の可愛らしいこと! いや、そんなことは言っていられないのに。
今では笑い話になりつつあります。
まだまだ、止めどなく泣き喚き、それが延々と続くことももちろんあります。
けれど、何だか先が見えてきたような気分で、私はそっと台所に姿を消します。
その場を一旦離れないと、私の「癇癪」が破裂しそうなので(笑)。
関連記事はこちら↓