霧吹きはありますか? シュッシュッって、部屋の中に吹いてまわればしばらくは防げます。
急いで加湿するときには、ヤカンでお湯を沸かせばOKです。
水よりお湯の方が手っ取り早く湿度が上がります。
濡れたタオルを干しただけでも効果がありますよ。
脱水機に緩めにかけた洗濯ものを部屋干ししちゃうんです。
かける場所がなかったら、フックにハンガーをぶら提げて、タオル1枚を干すだけでも、対策になります。
お部屋の乾燥対策ってどうしていますか?
朝晩、寒くなってきましたね。
お部屋の乾燥が気になる季節です。
乾燥は喉がカラカラになるばかりでなく、風邪をひきやすくなったり、お肌が乾燥して肌荒れの原因にもなります。
体に大きく影響することは皆さんもよくご存知ですよね。
乾燥って言うけど、快適に過ごせるのは湿度が40%から60%の間なんです。
赤ちゃんやペットがいるご家庭なら温度計と湿度計はチェックしましょう。
エアコンに温度や湿度の設定機能がついている機種なら、それを利用して家族の健康管理に役立てたいですね。
アナウンサーの方や歌手など、のどを大切にする仕事をしている人たちは、加湿器を5個も6個もつけているなんて、極端な話しも聞きますよね。
人の体ばかりでなく、電気機器や機械類でも乾燥が苦手なものがあります。
漆器など塗りものの家具や食器、調度品も乾燥が苦手です。
また冷蔵庫に入れていない野菜やフルーツも水分が抜けちゃいますよ。
あっ、でも、冷蔵庫に保存するときには、保存容器に入れたり、ラップをしないとシワシワになりますね。
最近では庫内の湿度管理が出来る冷蔵庫が人気です。
ちなみに冷蔵庫の湿度は部屋の湿度より低く、20%前後になっているようです。
霜取装置が働くと、この数値は変わります。冷蔵庫の温度や湿度は一定ではありません。
とりあえず乾燥対策をしなければ! 湿度が40%は黄色信号が点滅している状態です。けれど、加湿器がない!
部屋の乾燥を簡単に防ぐ方法
乾燥を防ぐだけなら加湿器が手っ取り早いのですが、狭い部屋で加湿器をつけっぱなしにしたら、床や壁が湿気っぽくなり、黴の原因になりますよね。
あっ、でも、部屋の乾燥をコップの水で防ぐ方法は、お部屋に水を入れたコップを置けばいいってことじゃないんです。
コップの水を置いておくだけで加湿することは、まあ無理ですよね。汗)
だって、テーブルの上に出しっぱなしのコップの水は、翌日もちゃんと残っていて、なくなってはいませんから。
コップにおしぼりを差して置いたら? そのまま置くよりは多少効果があります。
正解はですね、予め、濡らして絞ったタオルの先端だけをコップにつけておく、ってことです。ペットボトルでもいいんですけどね、それを洗面器の上に置くだけです。
でも、それなら水が滴らない程度に脱水したタオルを5、6枚干しておく方がいいんですけど。
入浴した後にお風呂のドアを開けておくとかなり乾燥は防げますが、湿気がたまりやすいので、長時間はやめたほうが無難です。
コーヒーのフィルターなら吸水性がいいので、役にたちますよ。
コーヒーのペーハーフィルターを開いて、花びらのように10枚ほど重ねてから水を張ったボールに2㎝くらい浸しておきます。
それだけでは可愛くないので、口が開いている方を上にして、3回くらい折りたたんでから上部を半円型にカットして開けば、花びらのような形になります。
100均で買ったコーヒーのペーパーフィルターが加湿器になるんです。
漆器の入った食器棚にはコップの水を入れておきます。
ウルシや木は乾燥に弱いので、適度の湿気が大切です。
パキラなどの葉っぱがたくさんある観葉植物の鉢植えをいくつか置いておくのもいいですよ。
たまに葉っぱに霧吹きで水を上げます。
乾燥するとウイルスが快適に増殖してしまいます。湿度が高いと黴の繁殖やダニが喜びます。
バランスが大切ですね。
まとめ
加湿器の購入も考えどころですが、いろいろあるけど、結構な値段のものもありますね。
すぐに購入という具合にはいかない場合は、簡易加湿器 (?) でしのいでみるのもアリですね。
けれども最近は本当にすぐれものの家電製品が出ていますので、検討してみる価値はありますんね。
さて、コップに水の加湿がどれくらいできているかっていうと、水の減り具合でわかりますよ。
霧状にする加湿器はタンクに並々水を注ぎ、使うたびに水を足しますよね。
つまり、コップのお水では蒸発面が少なくて、全然加湿には足りないのです。
加湿器としての容器なら、60㎝の水槽程の容器が必要になります。
ですから加湿器がない場合に湿度を上げる方法は、ヤカンでお湯を沸かすことです。
お風呂が熱いうちはドアを開けておく。
湿った洗濯ものを部屋干しにする。
観葉植物を置く。観葉植物は葉っぱの幅が広いものがよりいいようです。
コーヒーのフィルターを使って簡易加湿器を作る。これはなかなかおススメです。
繰り返し使えますし、場所もとりません。カットの仕方を考えてデザインを工夫すれば、思ったよりおしゃれなインテリアにもなります。