世界遺産登録は1979年。
ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯 が登録名です。
このエリアはエジプト第3王朝から第6王朝までに建築されました。
ナイル川沿いにある墓地遺跡群のメンフィスは第一王朝期から第8王朝期まで首都として栄ていました。
その後も重要な都で第18王朝期には首都でした。
・メンフィスにはプラハ神殿の遺構、スフィンクス、ラムセス2世の虚像などが点在していま
す。
・アブロアシュは遺跡群の最北部にあります。クフの次の王であるジェドエフラー王のピラ
ミッドの基礎が残されています。
・ギザには、クフ、カフラー、メンカウラーの3つのピラミッドがあります。
カフラー王のピラミッド参道をを守る大スフィンクスもこの遺跡群に入ります。
・アブシールは第5王朝の墓地で、サフラー、ネフェルカラー、シェプセスカラー、ネフェル
エフラー、ニウセルラーの5つのピラミッドが在ります。
・サッカラは第2王朝時代から墓地に使われてきました、第3王朝のジョセル王の階段ピラミッ
ドが在ります。
第4王朝時代はギザに移動、第5王朝時代ウセルカフはサッカラのジョセル王の墓地に隣接した土地にピラミッドを建築しました。その後アブシールにもどり、第6王朝ではサッカラに戻ります。
・ダシュハールはスネフィル王の赤いピラミッドと屈折ピラミッドが在ります。第12王朝のア
メンエムハト3世、センウセルト3世のピラミッドが在ります。
原型があるのは、スネフェイル王の2基だけです。
エジプトに行って何を見ますか?
エジプトツアー旅行はたっぷり堪能するなら8日間、最短で4日間からです。平均は4泊5日です。費用は格安で120,000円くらいから、480,000円ほどかかります。
巡りたい場所は?
カイロ空港に午前中到着すればギザまでならタクシーで1時間ほどで着きます。エジプトが始めてなら、断然ツアーにして下さい。
観光客なら間違いなく、お金を得ようと寄って来ます。自分の要件のみ伝えます。
カイロからギザまでは1時間以内で到着です。ラクダはピラミッドの周りを回ると高いです。
ピラミッドエリアにはチケットを購入して入りますが、枚数限定で午後になると人気のクフ王は入れないかも知れません。
帰りのタクシーはピラミッドエリアをとにかく出て、観光客目当てのタクシーから離れて街まで行きます。
街の流しのタクシーで次の目的地に向かいます。ホテルの予約が済んでいるなら、ホテルに入ってから、現地ツアーの予約をフロントでします。
日本人ガイドが見つかるといいのですが、ノーノーと振り払いホテルに戻る感じをイメージしてください。難儀です。
ギザのホテルは?
・マリオットナナハウスカイロ
ピラミッドビューの部屋は少し割高で15,000円前後です。
11,000円の部屋もあります。ホテルの施設は冷暖房も含めて、ほぼ完璧です。安全な旅ならこのクラスのホテルにしましょう。
・ピラサスイーツホテルカイロ
ナイル川や市街を望めます。サービスは上級ホテル並み居心地のいい空間です。
ホテルは安全のためある程度の格のあるホテルにしましょう。
ギザのレストランとカフェ
・キャビアシーフードレストラン
料理は前菜からデザートまで順番にコース料理です。シーフードがシンプルな味付で、美味しいです。トイレがまあまあキレイです。トイレ事情は日本人にはすごく大事なことですよね。料金はリーズナブルです。
・シトラスレストランとプールバー
ギザクフ王のピラミッドから1.1㎞です。料理のメニューがたくさんあり、カジュアルから本格的な料理までお腹と予算で選べます。レストランとプールバーがあります。
まとめ
エジプトは考古学博物館とアブシンベル神殿、ギザのピラミッド、スフィンクス、クフ王のピラミッドは課題のように感じて回ってきます。
エジプトでは装身具や宝石をゆっくり見るのも楽しみです。古代人が輝く現代にも通じる煌びやかな装身具を身に着けていたのですね。
その繊細さと緻密さに、古代の王朝だったんだと感じ入ってしまいます。広大なナイル川のクルーズを楽しむ時間があれば、ぜひ体験してみて下さい。
ツアーには夜景を楽しむツアーも組まれていますが、ひとりで歩き回らないようにして下さいね。
そこはガイドさんもかなり真剣に注意してくると思いますが、テロがある国ですから、危機管理が甘い日本人には皆必要以上に注意してくれます。
うるさく思わないで、親切に感謝しましょう。
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