モンサンミッシェルはフランス西海岸のサンマロ湾の上に浮かぶ小さな島です。その上に、そびえ立つ修道院があります。Mont Saint-Michelとも呼ばれます。
そこはカトリックの巡礼地の一つであり、「西洋のワンダーランド」とも呼ばれ、1979年にユネスコ世界遺産(文化遺産)として「モンサンミッシェルとその湾」として登録されました。また、1994年10月ラムサール条約の登録地になりました。
モンサンミッシェルで何を見る?
フランス、パリから日帰りも可能です。ツアーですと、フランスとイギリスを巡るツアーが人気です。日本―パリ間は直行便だと5時間30分ほどです。平均旅行日数は、は5泊7日です。4泊6日でも満喫できます。
格安ツアーは7万円くらいからありますが、20万から25万くらいのツアーが一般的です。
その日程で、ヨーロッパの世界遺産をできるだけたくさん観て来ちゃう人もいますが、今回はモンサンミッシェルのご紹介です。
フランスで人気ナンバーワンの観光地です。海に囲まれているモンサンミッシェルは朝夕の佇まいがとても美しいので、わざわざモンサンミッシェルに宿泊するツアーもたくさんあります。
パリからモンサンミッシェルに行くのには高速鉄道を利用します。レンヌでバスに乗り換えるか、ドルド・ブルターニュでの乗り換えが一般的です。
モンサンミッシェル島に渡るには、無料シャトルバスで10分です。徒歩なら30分、馬車は有料ですが20分です。
モンサンミッシェルは708年にアヴランシュ司教オベールの夢に現れた大天使ミカエルのお告げにより建てられました。一時は監獄として使われた歴史があります。
何度も増改築を繰り返したため、建築様式が異なる場所があります。ロマネスク様式、ルネサンス様式、ゴシック様式があります。
夜になるとライトアップされて幻想的な美しさです。ぜひ見たいですね。では、絶対観たいスポットです。
哨兵の門はモンサンミッシェル修道院の入口の門です。石積みと重厚感がある門と急斜面の階段を楽しみながら、西のテラスまで、頑張って登ります。
登った先にはご褒美があります。西のテラスから観る景色はまるで絵画のようです。
ゴシック様式の付属教会とステンドグラスも素敵です。最上階の回廊は柱が並んだつくりで柱の間から庭の緑が見えます。
順路通りに進むとやがて修道士の遊歩道に行き着きます。ここはパワースポットとしても人気のある場所なんです。
修道士の納骨堂の手前の大車輪を最後に見学。モンサンミッシェルは時間帯によって表情が変わります。旅の記念に島での1泊をおすすめします。
モンサンミッシェルのホテル
ホテルラメールプラールは島内にあります。清潔ですが広くはないです。ユニットバスです。島なので贅沢は言わない。美味しいオムレツがあります。
ホテルガブリエルは対岸のホテルです。お手頃な料金ですが、内装はとても可愛いんです
ルルレ・サンミッシェルはちょっと贅沢な感じのホテルで、食事も美味しいのでぜひ泊まってみて下さい。モンサンミッシェルの対岸ですが、全貌が見られます。
オーベルジュサンピエール 島にはホテルが少ないし、スーパーもコンビニもないので、島が見える外のホテルに宿泊する人も多いのです。
夕方になると、観光客が帰ってしまうので、急に落ち着いた雰囲気になります。もう1泊したくなるほど良い雰囲気です。
モンサンミッシェルのカフェやレストラン
レ・テラス プラール
モンサンミッシェルの展望レストランで、セット料理もあります。高級ラム肉のコース料理プレサレが楽しめます。
ル・プレサレは日本語メニューがあります。カジュアルな雰囲気でツアー客も入りますから、時間帯によっては混雑します。予約をしておきましょう。
お土産の上手な買い方
モンサンミッシェルのお土産を買うなら対岸のスーパーがお得です。お土産物屋さんと同じお菓子や石鹸など、会社で配るものはここで手に入れましょう。無料トイレもあります。
トイレは案内所にもありますし、モンサンミッシェル内にもあります。
日本はトイレや水事情がとてもいいのでそのことでストレスはありませんが、海外旅行では、そうは行きません。普通に不便なことがあります。けれど、贅沢は言っていられないのです。
まとめ
パリの喧騒から離れて、バスで5時間かけてモンサンミッシェルに行くのもおすすめ。
高速電車で3時間でも日本の距離感だと東京から名古屋まで行くことになるのですよ。
せっかくノルマンディーまで出かけたら、もう1日ノルマンディー観光をしてみませんか?
ノルマンディーといえば、モネが43年間過ごしたモネの邸宅があるジヴェルニーにぜひ行きましょう。
睡蓮の絵そのままの風景が残っています。
印象派の画家たちが多く暮らして絵にしてきました。
もしかしたら、見た事がある風景がいきなり目の前に現れるかもしれません。
ジヴェルニーからルーアンに向かうコースもおすすめです。ジャンヌダルクが最後を迎えた土地です。
ノートルダム大聖堂が火事で焼失したニュースは世界中を駆け巡りましたね。
ルーアン美術館もおすすめです。
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