大学の卒業式には袴姿が可愛いかも!
成人式に振袖は着たしね。
袴はなかなか着る機会もないので、卒業式に着てみたいな。
そんなふうに憧れている方も多いでしょう。
でも、袴ってセットで幾らくらいかかるのでしょうか?
もちろん、上を見ればキリがないのが和装ですが、
袴姿は元々女学生の制服ですから、
成人式の着物みたいにお金を掛けなくてもいいのね。
あくまでも、知的で若々しく、清々しく着ちゃうのがポイントなんだ。
袴の装いに必要なものは?
着物二尺袖、小振り袖のことですね。若々しく軽快な感じです。
中振袖は清楚なお嬢様かな? ちょっとおしゃれで気取った感じ?
大振袖は大店のお嬢様風ですね。成人式の着物を着てもいいのですが、
おはしょりをしたり、着付けが難しいので、
技術のあるプロの手を借りた方がいいんですって。
式典の時間は長いので、着崩れたりしたら大変です。
大振袖は着付けを依頼しましょう。
小振り袖の時にはブーツも可愛いですね。
大振袖の場合は格調高い草履の方が合いますよ。
袴は卒業袴というものがあります。
袴下帯、長襦袢、裾よけ、半襟、重ね襟、伊達衿、衿芯、草履、
巾着袋、ショールの用意が必要です。
腰紐など、紐は二、三本用意します。
袴とセットで肌襦袢など必要な小物も販売されています。
レンタルなら、肌着以外の小物もセットで借りてしまえば
気軽に着られますね。
レンタルの場合は袴、着物、長襦袢、腰紐など着付けに
必要なものを全て揃えた場合、20,000円~30,000円です。
購入する場合は、袴は着物と同じくらいの値段になります。
では何が違うかというと、小物の代金です。
小物を購入した場合、1万円ほど必要になるかも。
レンタルではセットになっていますから、
小物の代金も含まれている事が多いです。
小物の代金って意外とかかりますから、
セットになっているか確認しましょうね。
忘れがちなのが、巾着袋です。
和装のバックでもいいですよ。
写真館でレンタルする場合は、
記念写真の撮影代金もセットに含まれているというメリットもあります。
写真館のレンタルはかなりお得感がありますから、調べてみて下さい。
大学の卒業式は一生に一度の一大イベントです。
慌てて決めてしまわないで、レンタルするか、
購入するか早めに考えておきましょう。
楽しいことに時間を費やすなんて、素敵な時間ですね。
袴で卒業式に出席するんだけど、
髪型どうしよう
袴はレンタルするとして、髪型はどうしよう!
ネットにはヘアーカタログがたくさん掲載されています。
参考にしてみて下さいね。
セミロングくらいの長さがあれば、
アレンジしやすいので自分でもできますよ。
リボンやカンザシで飾ってみて。
袴姿はアップでも素敵ですよ。
ヘアーサロンなら、事前に予約しておけば髪かざりのレンタルもあります。
またリボンなどは持ち込みでも飾ってくれますよ。
足元は草履が無難です。草履はブーツよりも格式が高いので、
格式を重んじる大学の卒業式では、
ブーツよりも草履の方がいいでしょう。
袴に合わせる着物の柄に
決まりはあるの?
柄に決まりは特にないので、袴に合えば大丈夫です。
小紋でも、振袖でも訪問着でも問題ありません。
でもね、花や植物の柄には季節がありますよ。
花柄なら、春の卒業式には春の柄なんです。
桜の柄とかですね。
矢絣のような伝統柄やウロコ紋のような華やかな柄も、
卒業式にふさわしいですね。
袴の色は、皆さん色々ですが、
紺色やえび茶色やブドウ色など様々です。
黄色やオレンジ色の方もいますけど、かなり目立ってしまいます。
着物との配色に注意しましょうね。
また帯ですが、袴の上部に数㎝だけ見えます。
また脇からは帯幅まで見えます。
帯の配色はとても重要なのです。
着物の柄の一部の色を合わせるとうまくいきます。
柄の雰囲気や着物の質感を大事に考えましょう。
洋服と同じで、それぞれのパーツがバラバラにならないように、
統一感を持たせてみて下さいね。
まとめ
卒業式に袴で出席する場合は、あくまでも、
学生らしくって事を頭に入れておきましょう。
芸人さんみたいにならないようにしましょうね。
立派な着物である必要はないのです。
元々が女学生の普段着、制服ですからね。
豪華とか、煌びやかとかは無縁ですよ。
正装で式典に出席するのだということを忘れないでくださいね。
寒い地方の方は当たり前ですが、
春三月は寒暖の差が大きいですよね。
卒業式の頃には桜が開花したりしても、雪が降ることもあります。
寒い日の対策は考えていますか?
和装コートという手もありますが、ショールでも対応できます。
暖かいものを用意して下さい。
三月のイベントの記憶は春に浮かれて、
薄着で震えていた記憶しかないので、力を込めて言いますね。
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