終活が生きがい(?)になった母親からは、敬老の日のプレゼントは要らない! と宣言されているわけですが、まぁ、そんなこと言わないで、それを理由に集まって楽しい一刻を過ごしましょうよ、と水を向けました。
皆が集まってくれるのはうれしいけれど、煩わしいのよねぇ、とブツブツ。
煩わしい・・、この頃そんな言葉が出るようになりましたが、何となく気持ちは分かります。
でもね、集まってくれるうちが花なのよ~。
ところで日頃の努力の甲斐あって、実家は見た目にもずい分スッキリした家になりました。
後に残らない敬老の日のプレゼントとは?
やっぱり集まった皆の、お腹に収めてしまうのが一番いいみたいですよ!!
母は頂き物をさっさと開封して、さっさとリボンや包み紙、箱の処分をしてしまいます。
何かに使えるかも、という考えは微塵もありません。
ずい分と変わったものです。私の知っている母は頂きものはありがたく頂戴し、包み紙も箱もリボンも必ずとっておく人でした。それが溜まりに溜まってしまった結果が大変でしたが。
今では、処分することが趣味(?)のような顔をして、本当にさっさとやってしまいます。
私も見習いたいところです。
今年の敬老の日は9月16日月曜日、3連休の最終日ですね。
祝日だから早めにどこかいいところを予約しておこうかと考えました。
兄弟に相談して、どこかの家に集まるのもいいのですが、それでは、集まられる家に負担をかけてしまうことになります。
毎年来る敬老の日。この日に何かお祝いをすることって、今はまだ恒例といえるほどやってきませんでした。
お正月に、義実家や実家で顔を合わせて「今年も宜しく」なんて挨拶し合って、その年の無事を願いつつ解散という形をとってきました。
正直、皆一斉に集まるのはそのぐらいでいいと思っているんですよ。それぞれ生活がありますからね。
やはりここは外食がいいかなぁ~? プレゼントはお腹に収めてもらいましょう。
なので、皆が集まりやすいところを探す、ということを提案しようと思います。
ただ、お祝いする相手の年齢や健康状態にもよりますけどね。
まだまだ元気だから皆揃っての外食は、年を取った親にとってはちょっとした刺激にはなるでしょう。
敬老の日って幾つからが対象になるのでしょう?
まだ70歳を過ぎたばかりの元気な人を、いわゆる弱い高齢者扱いするのは少しばかり抵抗があるし、ご本人たちもそんなことを考えたり、子どもを当てにしている訳ではないんですよね。実際には幾つぐらいからその対象になるのか、今まで考えたことがなかったんです。
自分もいつか対象になるのにも拘わらず、です。
敬老の日の前身は老人の日だったと聞きました。
1947(昭和22)年に、兵庫県多可郡のある村で開催した敬老会が始まりといわれています。としよりの日と呼ばれていたそうで、それが全国に広まり、それが老人の日になり、また、敬老の日に改まっていったようです。
1966(昭和41)年に国民の祝日「敬老の日」として制定されました。その時に9月15日と定まったのです。が、法改正で2003年には9月の第3月曜日と変わりました。ハッピーマンデー制度による変更でしたね。
何だか前にも同じようなことを言っていたような・・。
今、お年寄りはとても元気! 特に70代前半の人たちは若々しく、自分のことを年寄りって口ではいいますが、本当はご自身で年寄りだとは思っていない節があります(笑)。
同窓会で会ってきたお友だちは皆若い! と感心していました。
「いえいえ、そういうあなたもとても若い!」と心の中で褒めておきました!
あちこち違和感があったり、足が痛いだの、歩きづらくなっただのと言ったりしますが、自分でさっさと病院へ行ったりしてくれるから、私はどこかで安心しているんですが。
何かあったらどういう対応をしようか、ということは考えています。
いつまでも元気でいてくれるのが一番ですが、生身の体ですから、誰しにも起こることですよね。それだけはしっかり頭の片隅においてあります。
65歳以上が高齢者といわれます。75歳を過ぎると後期高齢者と呼ばれます。
これは多分に医療分野での分類のような気もしています。
一応目安として65歳以上なんですが、お孫さんのいるお年寄りは60歳でも「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばれますし、その孫たちから敬老の日のお祝いが届けば、やっぱり嬉しいものだそうです。特に孫の手で描かれた「おじいちゃん、おばあちゃんの絵」などは喜ばれますよね。
プレゼントってそんなものの方がいいのかもしれませんよね。
まとめ
とにかく前にも言いましたが、元気でいてくれるのが一番!
お年寄りは、病気などして回りに迷惑をかけたくないと思っているんです。
できるだけ、自分でできることは自分でしたいんだ、と思っています。
細かく手を差し伸べることは却ってご本人にはよくないことだと、人からもよく聞く話です。
そうなんですね、親の思い出話や自慢話(?)などはうんうんとつき合ってあげて、あれこれ「してはいけない、危ない」などは言わない方がいいんですよね。
今のところは、そっと見守っていきたいと思っています。
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