今年2019年の父の日は6月第3日曜日、16日ですね。
ただ、ウチの父は6月生まれなのです。
だから、昔からあまり盛り上がってはいませんでしたね。
ただ、父親にはいつまでも元気でいてほしいですよね。
女性はなんだかんだ言っても、
男の人よりは元気で、日頃の家事の効力もあって(?)、
元気だし、行動力もあります。近所づきあいも上手ですね。
買い物の帰り道に顔馴染みの方と出会うと、
うっかり長話をしてしまって、
慌てて帰宅してご飯の仕度にとりかかる、
なんてこと、母はよくあるそうです(笑)。
だから、母の日などは何も言わなくても、
プレゼントがたくさんあるのです。
でも、父は? 父の日に贈られるプレゼントは
どんなものがあるのかしら?
我が家では父の日は、当然ですが、
ウチの子どもたちの父のための「父の日」ですね。
子どもたちは、父の日のために、
今、一生懸命、絵を書いています。
タイトルはそのものズバリ、「お父さん」です。
ほしいものは特にないよ、という父に
喜んでもらえるプレゼントは?
60を過ぎた父は、案外母より物持ちかもしれません。
いろいろな記念品など贈られたりしています。
革製の忘れな盆が贈られた時は、「何に使うの?」
と、父は母に聞いていました。
大体、お中元やお歳暮などは、
家族全体が喜ぶものも多いのですが、
父を想定して贈ってくださる方も多いのですね。
お酒のセットだったり、ぐい呑みのセットなど。
父はお酒はほんのたしなむ程度、煙草は吸いませんので、
煙草盆を頂いた時は、苦笑してまた箱に戻していました。
あれ、どこに行ったのだろう?
母が終活で処分してしまっているかも。
さて、今の父は何を贈ったら喜んでくれるのか?
母はそっと、「何もいらないから」と耳打ちします。
そうですね、終活で一生懸命ものを片づけているのに・・。
父にそれとなく聞いてみると、
「何もいらないよ、特にもう、ほしいものはないなぁ」
とのこと。
もちろん、人によるのですが。
父は甘党なので、和菓子を考えてみました。
初夏の入り口ですから、何となく、想像がつくのですが。
そうでした! 父は昔から水羊羹が好きでした。
ひんやりとした食感の、甘さがあまり表に出て来ない水羊羹。
これはウチの場合ですよ(笑)。
和菓子セット、ブランドもののネクタイ、果物セット、お肉(和牛)、
ポロシャツ、シェーバー、電子血圧計、簡単なマッサージ器、
ウォーキングシューズ、コーヒー豆、
などなどが喜ばれているものでした。
そして、花は黄色いバラだとか。
でも、黄色であればバラでなくても良いようです。
例えば、元気を貰えるひまわりとか。
父も義父も、後に何も残らないものが良い、とのことでした。
それでは愛想がなさ過ぎる、ということで、水羊羹のセットと
デザインポロシャツを選びました。
汗をかく季節を迎えるため、着替える機会も多くなるから、
と選びました。
そもそも父の日の由来って?
1909年、米国ワシントン州スポケーンに住むソノラ・スマート・ドッドは、
牧師さんに父親の誕生月である6月に礼拝をお願いしました。
彼女が幼い時に南北戦争が勃発して、父親は招集され戦争に従軍しました。
彼女の母親は6人の子どもを、
女手一つで育てなければならなくなりました。
4年も続いた長い戦争が終わり、父は無事に復員してきましたが、
母親は長年の過労のため、夫が帰還した後に亡くなってしまいました。
その時から、父親は男手一つで、
妻に替わって子どもたちを育てることになりました。
そして、父ウィリアムは子どもたちが成人した後、
亡くなってしまったのです。
最初の父の日の祝典は、
1910年6月19日にスポケーンで行われたそうです。
当時は、母の日がすでにあったために、彼女は父の日もあるべきだと思い、
「父に感謝する日を」と牧師協会へ願い出たそうです。
1916年、アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンが、
スポケーンを訪ねて、父の日の演説を行いました。
これにより父の日が広く認知されるようになったのだとか。
1966年、アメリカ合衆国第36代大統領リンドン・ジョンソンは、
父の日を称賛する大統領告示を発し、
6月の第3日曜日を父の日に定めました。
1972年に、アメリカでは正式に国の記念日に制定されたのだそうです。
母の日の花がカーネーションなのに対し、
父の日の花はバラ。
ソノラ・スマート・ドッドが、
父の日に父親の墓前に白いバラを供えたからとされています。
1910年の最初の祝典の際には、YMCAの青年が、
父を讃えるために、父親が健在の者は赤いバラ、
亡くなった者は白いバラを身につけたと伝えられているのです。
台湾の父の日は、8月8日
中国語での「八八」の発音が似ていることに由来しているそう。
ブラジルの父の日は、8月第2日曜日
母の日の3か月後の8月第2日曜日が「父の日」です。
ただし、国の休日ではありません。
ロシアの父の日は、2月23日
2月23日が「祖国防衛の日」とされ、軍人・退役軍人に感謝する他に、
父親・夫・男性に感謝する日となっています。
これと対となる母親・妻・女性の日は、3月8日の国際女性デーです。
イタリア、スペインの父の日は、聖ヨセフの日
カトリック系の国では、3月19日聖ヨセフの日が父の日です。
ドイツの父の日は、昇天日 国の休日である昇天日
復活祭の39日後の木曜日で、4月30日、遅ければ6月2日が、
「父の日」でもあるそうです。
「男の日」や「紳士の日」とも呼ばれるそうです。
引用:Wikipedia
まとめ
父の日に、父のことを考えてみると、
無事に子どもたちを育て上げ、自分ももうすぐ定年を迎え、
定年後の残りの人生をどのように考えているのか、
知りたくなりました。
お母さんとのんびり暮らすよ、などといいながら、
一抹の不安もあるのです。
あまり趣味のない父が定年後、何もすることなく、
ただ、日々を無偽に過ごすのはどうなのかな、と。
けれど、それは父なりに考えているのではないかな、
とも思って、今までよりも、騒がしい子どもたちを除いて、
ゆっくりおしゃべりに実家に行ってみようかな、と思うのです。
母の終活を手伝いながら。
因みに父の誕生祝いと父の日は一緒にしてもらいました。
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