この春 八王子生まれの女子バスケットチーム始動!!

今年(平成31年)4月、八王子を拠点にする女子バスケットチーム「東京シルキーエアーズ」が誕生しました。東京都社会人バスケットリーグに所属、本格的に活動を開始しました。女子リーグ最高峰であるWリーグ参戦が目標、日々練習に励んでいます。

「八王子は全国大会で優勝できる強い中学校のチームがあります。八王子って実は女子バスケットが盛んなんです。バスケットに専念できる環境がほしくて地方都市へ進学する子もいます。ですが、高校や大学を経ていざ地元に戻ろうとしても、本格的な社会人女子チームがないために、実力のある選手の行くところがないのが実情です。そのために受け皿を作りたかったのですよ」

と話すのは、チームの運営会社、シルキーエアーズ代表の林 勝彦さん。チーム名は、絹の街八王子というところから“シルキー”が採用され、“エアーズ”は東京全域へ羽ばたくように活躍してほしいという願いが込められているのだそうです。

ヘッドコーチには、東芝や日本航空など強豪実業団チームを指導してきた荒 順一氏を招聘。選手はスカウトやトライアウトで、現在8名が所属しています。

荒 順一さんは、既述の東芝や日本航空、新潟アルビレックスBBラビッツなどを指導、2004年にはオールジャパン全日本選手権ヘッドコーチとして優勝の経験もあります。

著書に「跳べ!ラビッツ~ 新世紀スチュワーデス物語」があります。

東京シルキーエアーズのホームページにはこのようなご挨拶が・・

“東京シルキーエアーズ”は八王子市を拠点に、東京地域をメイン舞台にバスケットボールを通して、青少年に夢と希望を与える女子バスケットボール集団です。

日本の首都、東京の企業群とバスケ集団が連携し、我が街がいつもフレッシュで若さを保つ地域集団を目指してまいります。

八王子市の京王沿線の女子中学校生(12チーム)を主体に平成18年1月より毎年1月にトヨタ東京自動車大学校様の体育館をお借りし「トヨタ東京自動車大学校杯」として開催致して参りました。

また、八王子市高校女子バスケットボール大会(春季・秋季)に後援して参りました。

しかし、毎年素晴らしい選手がおりながら地元での受け皿がなく、バスケットボールの活躍ができませんでした。そこで地元に女子バスケットボールチームの編成へとと立ち上がった次第であります。

チーム名“東京シルキーエアーズ”は「絹の町八王子を起点に東京地域に飛んで羽ばたく女子バスケットボール集団」と命名致しました。

チームの活動は平成31年4月より東京都社会人リーグに参加し運営を開始する所存でございます。

JSBについて

日本のバスケットボール業界は一般社団法人日本社会人バスケットボール連盟(JSB)が運営をしております。女子はWJBLを頂点とするピラミッド構造確立のため、社会人カテゴリーの4連盟(実業団連盟・クラブ連盟・教員連盟・家庭婦人連盟)を統一し、WJBLを頂点とするピラミッド型の組織運営の整備、全国どこでもバスケットボールが年間を通じて行える環境の整備(リーグ戦の実施)、生涯スポーツとしての年齢や性別に関係無くバスケットボールができる環境の整備の3つの柱を目的とした競技環境整備の方針が決まりました。

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引用:東京シルキーエアーズHPご挨拶より

東京シルキーエアーズが目指す頂点とは?

都道府県 カテゴリー・オープン
●東京都リーグ(リーグ戦)
●全日本社会人選手権大会予選(トーナメント)
●皇后杯予選(トーナメント)

入替戦

地域 社会人
●地域リーグ

上位チーム

●チャンピオンシップ

申請

WJBL(現在12チーム)           (JSB・HP一部抜粋)

選手2人に聞くチームの特徴

バスケットボールゴール

キャプテンの澤井葉月選手は、「活気があって雰囲気がとてもいいです。練習は週3回と少ないのですが、みんな、自主練習や筋トレでフォローしているんです。先ずは、1つ1つの試合を大事に、確実に結果を出すこと。夢に向かって確かな実績を残していきたい」と語ります。

小松さやか選手はWリーグでプレー経験のある実力者です。チームの特徴については、「身長が少し低いチームなので、スピードのあるプレーを心掛けているんです。チームワークが良くて、緻密な連携が必要な“エイトクロス”で攻撃できるのが強みですね」と話します。

男子リーグとの違いは? 女子は挑戦が始まったばかりだ!

男子のBリーグは、戦力別にB1~B3で分かれていて入替戦があります。が、女子のWリーグは、下位リーグとの入替戦はありません。実績と財務状況などの審査で加入が認められています。

東京シルキーエアーズがWリーグに参戦するためには、まず都道府県リーグで結果を出す、地域リーグへ昇格する。そこで上位について、チャンピオンシップ対決で結果を出した、という実績が必要なのです。財務面でも課題を抱えています。

有力なスポンサーがつくといいのですがね。

「オーナーズクラブとか、ファンクラブなども検討しています。始まったばかりの東京シルキーエアーズの挑戦を、ぜひ地域で応援してほしいと思っています」と代表は語ります。

ヘッドコーチの荒順一さんは、「地域のバスケット愛好者と共に、地域の活性化につなげていきたいですね。皆さんに応援していただけるよう頑張ります!」と意気込みを話します。

でも、頂点って遠いんですね・・。

チームに所属している選手
10 渡部ももこ、11 石川裕実、30 八重樫佑季、55 小松さやか、21 寺田百、8 澤井葉月、5 福田桃子、17 柳澤妃

まとめ

始まったばかりの社会人女子バスケットチーム。始まったばかりという時にこのチームの存在を知って何だか嬉しいと思いました。

ぜひガンバってWリーグへ行ってほしいですね。

人口50万の政令都市になった八王子市。財政も結構苦しいと思いますが、こういう応援しがいのある地元チームの活躍が何より励みになりますよね。

練習は週3回ということですが、皆さん仕事を終えてからの練習です。くれぐれも怪我と体調には十分気をつけてほしいですね。

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