毎日続ける体にいいことって、いろいろあると思いますが、目覚めから元気よく溌剌と動きたければ、たとえば、朝、6時30分から始まるNHKのラジオ体操。
地味ではありますし、6時30分だからなかなか実行に移せないかもしれません。
暑さ、寒さも影響しますからね。
ラジオ体操は、体の動きや呼吸など、体全体をまんべんなく使えるように考えられているそうです。
ただ、寒い冬の朝はどうしても布団から出られない。
ラジオ体操はやはり朝がいいようです。神経の働きを活性化させ、血液を体全体に循環させれば全身が目を覚まして、ササッと動けるようになるということです。
大事なことは続けることです
誰でも出来る体操ではありますが、初めのころは動きもぎこちなく、本当は外でやるのがいいのでしょうが、寒い冬や外では恥ずかしいということもあって、部屋でやっています。
ぴょんぴょん飛び跳ねるのは階下の方に迷惑でしょうから、その辺は適当に跳ねているのです。
これはちょっと問題かなぁと思いながら、コツコツ続けています。
時には「寒い」の言い訳もありますが・・・。
絶対やらなければと、肩肘はっているわけでもありません。
やっぱり無理せず、なのです。
最後の深呼吸、ラジオから流れるピアノ伴奏に合わせて大きく息を吸うとき、「今日もがんばろ!」と元気を貰っています。
ラジオ体操と言えば、昔、勤め先の朝のミーティングでは、このラジオ体操から始まりました。
印刷会社だったのですが、30人程がシブシブと張り切る、確か60歳前後だったと思いますが、専務さんが指揮をとって、月曜から金曜まで毎朝やっていました。
時々土曜日も。
その頃の勤め先は隔週土曜休みで交代制だったんです。
ラジオ体操の蘊蓄(うんちく)
ラジオ体操って、ずい分歴史があるのですね。
1928(昭和3)年に、国民の体力の向上、健康の保持・増進のために、当時の逓信省(現在の日本郵政公社)簡易保険局が制定したものです。
保険局が制定したものだと聞くと、なるほどと思いますね。
けれど、90年の長きに亘って、学校生活を送っている子どもたちには、今なお、引き継がれているのです。スゴイコトデスネ!
歴史云々は目的ではありませんでした。
どのような効用があるのか、うろ覚えでなく、はっきりとしたことが知りたかったのです。
まず、驚いたのは、起源はアメリカ!? らしいということ。
アメリカのラジオ体操から生まれたのだそう。
そして、これを作ったのはアメリカの保険会社だったそうです(笑)。
ただ、今のような体操ではなく「徒手体操」だったらしいです。
BGMを流してやっていたらしい。
ただ、健康を目的としてラジオ放送していたところから、日本はこれを参考にして取り入れたのでしょうか?
「BGM付き徒手体操」を考案したのは、メトロポリタン生命という保険会社だったそうですよ。
日本で始めたのが前出した現在の日本郵政公社なんですね。
で ラジオ体操の効果効用は?
「国民の健康を願ってつくられた国民保健体操」として
「日本独自の健康体操」を考案し、
そして、戦後の1951年、運動の専門家が集まり、
大幅なバージョンアップを経て、
現在のラジオ体操が生み出されたそうです。
ということで、なかなか効果効用には辿り着けませんね。汗)
まずラジオ体操は、どんな年代の方でもできるようになっています。
体全体の筋肉や関節がバランスよく動くように作られています。
けれど、決して無理してやっているわけではないですから。
たった3分間で行う動きとしては、やはり効果があるのではないでしょうか?
伸びをする動作では本当に気持ちがいいですし、ゆっくりと動かす関節が沢山あるため、
普段あまり使わない筋肉を動かすことができるので、柔軟性を向上させるのですね。
これはもう、立派なストレッチですよね。
上半身を横に捻ったりするのは、案外、続ければお腹のためにはいいのではないかと・・・(笑)。
ラジオ体操なり、テレビ体操なり、コツコツと続けていけば、きっと今よりは元気になると思いますね。
だって、やろうと思えばいつでもできることですから(笑)。
子どもたちがいれば、いやでも夏休みには出席カードを持って体操に出かけますものね。付き合うママさんたちは大変です。
一緒にやっていれば健康に役立つと思いますよ。
冬休みは寒くて、かえって風邪を引いたりするのは困るので、やっていないですけど。
やっぱり夏休みだけなんですね。まあ、お休みも短いし・・・。
なんだか勿体ない気もします。